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竹澤邸はこちら!

金子さん一家

今回の施主は、新宿区で会社員として働く金子さん。
現在は渋谷区の賃貸マンションに、夫婦と2人の子どもの4人で暮らしていますが、長女が小学校に上がるまでには落ち着いた住まいを持ちたい、と家作りを決意しました。
渋谷や新宿に近いにも関わらず、閑静な住宅街でもある初台の、駅から徒歩5分程という好立地の土地を手に入れましたが、その土地は、建築面積はわずか7.8坪で、建物幅は2.7m、さらに道路面以外はすべて建物に囲まれている細長い土地。採光やプライバシー確保のための工夫が必要になりそうです。
果たしてドリームハウスは無事に完成するのでしょうか?

* 家族の気配を感じる開放的な空間
* 素材を活かしたシンプルな家
* 明るいダイニングキッチン
* それぞれの子ども部屋
* ルーフバルコニー
* 大きな鉄の玄関ドア

<敷地面積 43.42㎡(13.1坪)>
<建ぺい率 60%>
<容積率  60%>

金子さんの夢を叶えるのが、男性と女性、それぞれのアイデアを住空間に生かし、デザイン性の高い個性的な家を形にしてきた、建築家・七島幸之、佐野友美夫妻。
提案したプランは、狭小ながら明るくて開放的な木造3階建て。
トップライトと吹き抜けで、光がたっぷりと差し込むキッチンとお風呂、さらに屋上から光を落とすための役割も担う螺旋階段など、住宅に囲まれた敷地ならではの採光テクニックが満載です。
さらにリビングの天井高を2.7mと高くし、窓を目線より高い位置に置くことで、周囲の家との目線をずらしてプライバシーを確保します。
一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


上棟が始まりました。
全面道路幅が3m弱と狭いため、
重機が入ることができせん。
そのため、幅の狭い金子邸を
横揺れから守るための太い梁も、人力で運び上げます。

2重の筋交いなどで強度を増し、
仕切りの壁を少なくすることで、
広い空間を確保していきます。

工事が進んでいくと、
開口が少ないことが明らかになってきました。
採光は大丈夫なのでしょうか。

その秘策は、ルーフバルコニーまで続く
高さ9mの長い螺旋階段。
屋上からの光を家中に届けます。

キッチンは木の天板にシンクと
コンロを取り付けたオリジナルのもの。
シンプルで木の温もりが感じられる場所になりそうです。

子供部屋には、なにやら囲いがつくられました。
スペースを有効活用するための工夫です。

外壁はシンプルに
ガルバリウム鋼板で仕上げます。
狭い場所での作業に、職人さんも一苦労です。

玄関ドアや、照明器具なども取り付けられ、
いよいよ工事も大詰め、完成間近です。

 

都心の住宅地に、
光り輝くシルバーの外観が眩しいドリームハウスが
姿をあらわしました。

重厚感のある鉄製の玄関ドアは、
施主こだわりの特注品。
大きなドアは訪れる人をワクワクさせてくれます。

玄関ドアを開けると、
そこは、4.6畳もある玄関。
この広々とした玄関なら、
忙しい朝も毎日気持ち良く出かけられそうです。

玄関横にはトイレがあり、
その奥には主寝室があります。
壁には一面の収納スペースが作られました。

金子邸のシンボルの螺旋階段を上がります。2階には施主自ら選んだ家具が映える、光溢れるメインルーム、リビングがあります。

リビングの反対側は、
広さ5.8畳のダイニングキッチン。
ルーフバルコニーに取り付けた
2つのトップライトと吹き抜けが効果てきめん。
こちらも、一日中、光が注ぎ込む明るい空間になりました。

ここから鉄製となる螺旋階段で3階にあがると、
そこは子供部屋。
2人の子どもがそれぞれ使えるように、
間仕切りの壁で2にセパレートされた
秘密基地の様な不思議な空間です。

3階の2つの吹き抜けの間の独立した
スペースにはお風呂。
内側と外側、どちらからも光が入り、
明るいお風呂になりました。

そして、視界を遮るものがほとんどなく、
新宿のビル群を一望できるルーフバルコニー。
昼間は子ども達と日向ぼっこ、
夜は夜景を見ながら夫婦2人でお酒、
と色々な楽しみ方ができそうな最高に贅沢な場所です。

少し小さいながらも家族の希望がすべて叶い、
笑顔が溢れる金子邸。
ドリームハウスの完成!
おめでとうございます。