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今回の施主の小島さんは、現在、都内にある賃貸アパート暮らし。
都心でマンションの購入も検討していましたが、眺望や日当たりにこだわっている内にたどり着いた土地に、家を建てる事を決意しました。
そこは新宿から電車で約1時間、東京都内でありながらたくさんの観光客が訪れる武蔵五日市。「秋川渓谷」とも呼ばれるこの辺りは 四季を通じて自然とのふれあいを楽しめる場所です。
140坪という広大な建築面積に、絶景のキッチンと、露天風呂風のお風呂、大開口の自然と触れ合える空間など眺望に思いきりこだわった新居を建てたいという小島さん。
果たしてどんなドリームハウスが完成するのでしょうか?

* 大開口で眺望をいかした家
* 開放的なキッチン
* 露天風呂のような浴室
* 自然の風を感じて生活したい

敷地面積 434㎡(131坪)
建ぺい率 40%
容積率  80%


小島さんの夢を叶えるのが、周囲の環境に合わせた快適な住空間作りを得意とする建築家・小林真人。

小林が提案したのは、景色に向かって扇形に開き、なおかつ3面がガラス張りの平屋。

そして、景色を楽しむだけではなく、自然の中で快適に暮らすための工夫がたくさん!

一体、どんなドリームハウスが完成するのでしょうか?


地鎮祭ののち、ついに着工です。
眺望を最大限にいかすための、扇形の基礎が完成しました。

扇形にしたことで、骨組みが複雑になり、職人さんたちは右往左往。

上棟、屋根下地張り、外壁下地張り、床下地張り…と工事が進んでいくと、家の形が徐々にあきらかになってきました。

小島邸は3面ガラス張りのため、サッシが取り付けられるのは18カ所。
その一つがお風呂です。周りからの視線対策はどうするのでしょうか。

そして、小島邸の顔とも言える、幅5m超え、重さ100kg以上の巨大木製サッシが搬入されました。6人がかりで約2時間かけてようやく取り付け完了です。

絶景をサッシで切り取り、絵画のように見せる“ピクチャーウインドウ”。
足場や資材がなくなった時、どんな景色がみられるか楽しみです。

キッチンの天板は、長さ3.6mの巨大な人工大理石。
さらに、高さも小島さんの身長に合わせたオーダーメイドで、美しさだけでなく使いやすさも追求しました。

デッキや浴室、薪ストーブも次々に設置されていき、いよいよ工事もラストスパートです。

 

秋川を望む高台に、まるで眺望を楽しむ劇場のような佇まいのドリームハウスが姿を現しました。
広い庭には、これから、小島さん自ら少しずつ手を入れていきます。

真っ白な階段の上にある重厚な玄関扉をあけると、細長い真っ白なスペースが。
ここは壁一面が収納になっています。

そしてその細い廊下を抜けると、その先に突然、光溢れる大空間が出現!

3.2mの天井高が、更なる開放感を演出します。

サッシをすべて開け放てば、リビングから丸い6畳のデッキまでがひと続きの空間に。
長い庇が、いい具合に日よけになっています。

琉球畳を使った和室は、リビングより少し高くなっていることで、くつろぎながら“ピクチャーウインドウ”を楽しむ特等席になりました。

光を浴びた白い天板が眩しいキッチンは、大きいものの、家事動線はコンパクトです。
そして、ここからも景色を堪能できる、まさに“パノラマキッチン”になりました。

ワークスペースは4.5畳と落ち着いたちょうどいいサイズ。
仕事がはかどりそうです。

北側の4畳の寝室とその隣の2.5畳のウォークインクローゼットは
プライベートスペースです。

ガラス張りの明るい浴室は、小島さんの希望通り、まるで露天風呂!東向きなので朝風呂も最高!
浴室裏には人目を気にせず洗濯物を干せるデッキが作られました。

四季折々、季節の移ろいを感じながら暮らすことのできる小島邸。
ドリームハウスの完成!おめでとうございます。