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鵜飼邸は こちら!

小林豊さん 美知代さん

芳郎さん

加奈さん 敬幸さん
 
まず最初の施主は、小林豊さん
塗装会社を営んでいましたが、バブル崩壊とともに経営が悪化したので
思い切って会社をたたみ、コンビニ業界に進出しました。
そして夫婦2人で店を切り盛りし理想の家づくりをスタート!
しかし、敷地面積が30坪あるにも関わらず、建ぺい率は50%しかないため
建築面積はたったの15坪しかとれません。
3世代5人家族の小林邸、どんなテクニックを使って快適なドリームハウスを手に入れるのでしょうか!?
* 陽の当たる明るい家
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踊れるような広いキッチン
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植木を楽しめる庭
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子供部屋
*
おじいちゃん専用のキッチン
建築予算 2700万円
敷地面積  100㎡(30坪)
建ぺい率 50%
容積率  100 %
 
小林さんの夢をカタチにするのは建築家・関繁明、54歳。
事務所の周りには、これまで手掛けた個性豊かな住宅が建ち並び、ご近所の方から「関ストリート」と呼ばれています。
今回、新たに「関ストリート」に加わるのは、3世代5人家族の家。
大人5人が快適に過ごせるよう深さ1m以上、地上1m以下の半地下を設けて、建築法上、建ぺい率、容積率に含まれないスペースを確保します。
さらに、家をコの字型にすることで中央の空間に光が差し込み、30坪とは思えない広々とした、明るい家になるのです。
 
いよいよ着工!!
まずは「根切り」と呼ばれる掘作工事から。
小林邸は半地下を設けるため、
人の背丈ほど深く掘らなければいけません。
15坪の小林邸が周りの家より大きく見える秘密は、
建ぺい率に含まれない2つのバルコニーを設置したから。
さらに、ある秘密が!?
床鳴りを抑えるための置き床工法の部品。
湿気などによって根太が変形すると床が鳴るため、
金属性の置き床を敷き詰めて床鳴りを防ぎます。
さらに、謎の黒い袋が床下に……。
吸湿性の高い竹炭が床下の湿気をコントロールしてくれるのです。
壁をカーブさせることで圧迫感をなくし、空間に奥行きを出します!!
また、2階の窓から1階に自然の光を注ぎ込みます。
こんなところにも建築家ならではのアイデアが!
コンクリートの壁がお風呂の目隠しに!!
しかみ、南東の角にあるので日当たりがよくのんびりと「露天風呂気分」を味わえます。
動線が増えることで自由に部屋を回遊できます。
自由に部屋を回遊できることで室内を広く感じることができるという仕組み。
羨ましいのは、この日当たりの良さ!
コの字型にしたことで、
どの部屋にもやわらかな日差しが差し込み、
元気を与えてくれます。
開放感を味わいながらも、外からの視線を気にする必要は一切なし!!
高速道路などに使われる、有孔折板柵が目隠しとなり、
家の前面を囲うことで家を大きく見せます。
建ぺい率に含まれないバルコニーを実現!!
ダイニングにいても、キッチンにいても、リビングにいても、どこにいても見渡せるグリーン。
家族の心を落ち着かせます……。
奥さんの身長に合わせたキッチンは、白を基調とした清潔感溢れるデザイン。
しかも、念願叶って「踊れるキッチン」に!!
玄関の左側には独立して暮らしている、おじいちゃんの部屋。
ここには自分専用の台所もあります!!
建坪の狭さを建築家のアイデアで見事克服した小林邸。
完成、おめでとうございます。