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近藤邸は こちら!

大隈佳之さん

清美さん

楓ちゃん 杏ちゃん
 

裕之さん

由美子さん
 
続いての舞台は東京都世田谷区

大隈さんは現在、家族4人で2LDKの都民住宅に暮らしています。
しかし、2人の子供の成長に伴いプライベート空間を確保した家作りを決心しました。
そして、ご両親が暮らしている家を建て替え2世帯住宅にしようというのです。
果たして、どんなドリームハウスができあがるのでしょうか!?
* 完全分離型の2世帯住宅
*
対面式キッチン
*
裕之さんが写経の出来るスペース
建築予算 3500万円
敷地面積  66㎡(20坪)
建ぺい率 50%
容積率  150%
 
大隈さんの希望をカタチにするのは、 驚くべき発想と斬新な素材を用いて限られた空間を 克服してきた、建築家・山下保博、45歳。
今までにも、「鉄の家」と呼ばれる住宅では、 壁を鉄板にすることで広い室内空間の確保に成功。 また、「ガラスの家」では、壁材に全面ガラスブロック を使用することで透明感を持たせ空間の奥行きを 演出してきました。 そして、今回の斬新なアイデアとは……なんと「棚」が壁になるドリームハウス!? それでは、早速見てみましょう!
 
限られた土地を有効利用するため、地下スペースの基礎工事。
掘り進んだ深さは、なんと3メートル。
一枚の重さは、なんと200キロ。
そして、長さ6メートル横1.8メートルにも及ぶパネルが垂直に東西南北4枚ずつ、
計16枚のパネルがジョイントされます。
通常の木造建築は柱と梁の間に筋交いを入れ強度を高めますが、大隈邸ではパネルに貼り付いた強化高圧木毛セメント板が筋交いの役目を果たしてくれます。
板を次々と棚の間に固定します。
これは、転び止めといって板がゆがむのを防ぐテクニック。
天井と言えば、平らな状態が一般的ですが……このように凹凸を造る事で視覚的に奥行きを演出し部屋を広く感じさせます。
限られたスペースをできるだけ広く使うため階段を外に出します。
【外階段】残りの空間は中庭となり家の中のように見えますが法律上は家の外。
つまり、中庭と部屋を棚で囲むことで最大限の空間を確保したのです。
部屋の中に階段がないため生活階段は、
すべて外階段を使用します。
 
玄関を開けると、そこは中庭スペース。
建坪に含まれない中庭の床にはグレーチングを使用。
天井から下のフロアまで日の光が降り注ぎます。
中庭の階段から部屋に上がるためには、
靴を脱がなくてはなりません。
階段は全て棚の壁に挟まれているため手作業で行いました。光も確保できる機能的な生活外階段が出来上がり。
棚が家の構造体となっているため16畳の広々としたLDKは邪魔な柱がなく開放感があります。
かさばりがちな小物類も全て豊富な収納スペースに収まりました。
奥さんが切望していた、こだわりの対面式キッチン。
これから、家族団らんで料理が楽します。
一階の夫婦の寝室では床が一段高くなっており、収納ボックス兼ベッドが出来上がりました。
ご両親のくつろぎスペースもきっちり確保。
限られたスペースを最大限に生かした大隈邸。
完成!おめでとうございます。