テレビ東京 電子書籍

未来世紀ジパング2
ベールに包まれた謎の国 沸騰現場に潜入

  • 発売日:2015年12月15日
  • ¥540(税込)
  • 第2巻「ベールに包まれた謎の国 沸騰現場に潜入」
    知られざる資源大国トルクメニスタン、奇跡の復活を遂げたエチオピア、“未承認国家”ソマリランドなどについて、沸騰ナビゲーターの池上彰(ジャーナリスト)、米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)、太田泰彦(日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)が解説します。

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謎の『未承認国家』ソマリランド

【沸騰ナビゲーター】一橋大学イノベーション研究センター教授

国としての機能は?
米倉が向かったのは、ソマリランド銀行。日本でいうと日本銀行にあたる中央銀行だ。ボディチェックを受けるものの、すんなり取材許可が下りた。中央銀行が本来相手にするのは、個人ではなく銀行。しかし、ソマリランドでは両替商が窓口に並んでいた。誰も盗もうとする人がいないのか、両替商たちは札束をむき出しのまま荷車で運んでいる。治安はかなりいいのかもしれない。そんな中央銀行で、金庫を見せてほしいと頼んでみると、なんとOKが出た。国の金庫、国庫の中へと案内してもらった。なんと鍵は南京錠だけ。中へ入ると、ここでもソマリランドシリングがむき出しで床に積み上げられていた。ソマリランドの金融の中枢である中央銀行は、本当に機能しているのだろうか。その真相を探るべく、ソマリランド銀行のディリル・アブディ総裁を訪ねた。
お金はどのように発行しているのですか?
「もちろん印刷してしますよ。イギリスで印刷したものをここに運んでいます。為替レートは安定しています」
Q.どうやって通貨を安定させていますか?
「我々は市場を常に監視しています。もしインフレの兆しが現れたら、介入します。主にドルを買い戻すのです」

街には公立の小学校もあった。生徒全員で『ソマリランド国歌』の斉唱。世界一『危険な国』の中の『平和な国』。謎は深まるばかりだ。

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