テレビ東京 電子書籍

未来世紀ジパング3
中国異変

  • 発売日:2015年12月15日
  • ¥540(税込)
  • 第3巻「中国異変」
    中国のバブルの行方、大気汚染、食品問題などについて沸騰ナビゲーターの後藤康浩(日本経済新聞社編集委員)、高柳正盛(「日経ビジネス」発行人)が解説します。

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中国三大問題~食品・大気汚染・経済失速

【問題1】食品『毒もやし』工場に潜入

上海の食品市場。活気溢れる市民の台所だ。毎日新鮮な食材がところ狭しと並ぶ。
しかし実は、中国全土で毒もやしが問題になっている。違法な添加物が闇工場で乱用され、もやし1本にも大量の毒が含まれているというのだ。1日5000キロが生産されている。健康被害は深刻だ。
それは根を取り除く手間がかからず、消費者受けもいい、白いもやし。しかしそれこそが薬漬けの証だった。
「食べる回数を減らすしかない。ほとんどの食べ物に毒が入っていると言われているから」と、ある市民は言う。中には「私は絶対に食べないけど、店をやっているから客には食べさせてるよ」と言う人もいた。
 最近は外食を控え自宅での食事が多くなったという人もいる。今、中国では家庭用のもやし製造器が人気の商品になっている。日本円で1000円から5000円ほどで、温度調整ができるものや、タイマーで自動的に水が出るものなど、さまざまなタイプがある。
だが、屋台を覗くと中国では料理に欠かせないもやしが大量に使われていた。健康被害の報道の後にも変わらない現実があった。