夫婦を温めるちょっとイイ話~60歳のラブレター

2009年5月14日(木)夜7時57分放送

出演

ナビゲーター  中村雅俊
語り       原田美枝子、イッセー尾形

企画内容

夫から妻へ、妻から夫へ…長年連れ添ってきた相手に伝えたい想いを手紙に託す「60歳のラブレター」。2000年に一般公募が始まり、今年で9回目を数えたイベントに寄せられた手紙は9万通を超える。番組ではその中から厳選した珠玉のストーリーと共に、新たに発掘した様々な夫婦の「愛のカタチ」を密着取材、真実の物語の数々をドキュメンタリーとして描く。

「6男6女の頑固オヤジ 再就職サバイバル!」

大家族を抱え求職中の主夫(52)はスーパーの魚コーナーでパートとして働く妻(43)に家計を支えてもらっている。関西ノリ丸出しの豪快な妻へ感謝の念は絶えない。生まれて間もない男の子を背負っての家事も板についているが…「このままじゃいかん!」一念発起、再就職を目指して奮闘の日々が始まった…。

「“青梅のジゴロ”と呼ばれた男 涙の詫び状!?」

「女性がオレのことほっておかないんだよね」と豪語する自営業の自称“いまだバリバリ現役”夫(65)と恐―い妻(65)との壮絶バトル。ひょうきんで天然系の夫とは何度も離婚しようと思いながら45年が過ぎた。女性関係で泣かされ、借金に泣かされ、波乱万丈の毎日だったと振り返る奥さんだが、つらい過去も笑い飛ばすパワーと肝っ玉を持っている。夫婦は、とある演歌歌手の熱烈サポーターでもあり、地方公演を追っかけることもしばしば。そんな時は仲睦まじい2人だったが、またも夫の悪い虫が騒ぎ出し…!?

「止まったままの腕時計」

夫(63)の腕時計は6年前から永遠に時を刻む事は無い…2003年4月1日午前10時24分。「あのとき」を境に時は止まったまま…人間ドックで診察を受けたのが6年前。医師に「肺に影がある」と指摘され再診。診断結果を聞きに行く日、夫を心配した妻が付き添った。「念のため奥様も診ておきますか」医師の言葉に従い検査を受けた妻。…結果は夫が「問題なし」、妻は「悪性の大腸癌」。

「エイプリルフールだったらよかったのに。」夫は今でも思う。医師の宣告を受けた1分前の午前10時24分。ほんの1分前までは幸せだったのに…永遠に止まった時間。6年後のこの春、定年退職を迎える夫の妻への想いとは…。

「最後の夫婦旅行」

進行性の神経難病に侵され、少しずつ言語機能を失っていく夫(63)。妻(60)が夫の異変に気づいたのは7年前。しばしば足がもつれて転んだりする夫に「毎晩遅くまでお酒飲んでるからじゃない?」と冗談を飛ばしていたものの、職場からも心配の声が上がったのを機にMRI検査を受ける事に。診察結果は10万人に1人と言われる難病。しかし夫婦は負けなかった。

新聞記者だった夫は日々不自由になっていく指先でパソコンのキーを1字1字打ち、気の遠くなる様な時間をかけて書いた記事を編集部に送り続けた。妻も生来の明るさで夫の治療とリハビリを支え、3人の息子を育てた。そんな父の姿を見て、若年性の糖尿病と闘いながらライブ活動を続けている三男は「ほんのプライベートなバラッド」という唄を作曲し、父に聴かせた…寝たきりとなった夫の最初で最後の願いは次男夫婦が営むヤマブドウ園を訪れること。妻は担当医を説き伏せ、夫を車に乗せて一路岩手へ向かう…。