日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2003年5月13日放送

◆ 第 57 回 ◆

予告
人生最期の選択 

日本はついに年間死亡者数が100万人という時代に突入した。少子化・高齢化・核家族化も進み、2040年には年間死亡者数は169万人にまで増える見込みだ。そんな中、人々はこれまでの死に対する考え方、そして葬儀のあり方に疑問を持ち始めた。
つまり(1)死や葬儀が社会的にタブーではなくなってきた(2)葬儀に対する消費者意識が出てきた(3)葬儀が個人化、小型化してきた(4)その人らしい死や葬儀を求める動きが出てきた(自由化)――。
そんな中で、葬儀業界も変わりつつある。というより、過渡期に来ているのだ。

予告 ★葬儀業界 老舗の葛藤

昭和7年(1932年)創業、今年で71年目を迎える葬儀業の老舗にして民間最大手である公益社。葬儀業界唯一の東証一部上場企業でもある。
訃報が入れば遺族のもとへ足を運んで葬儀を取り仕切る、奈良支店の中堅社員、松浦慶子さん(25歳)。彼女のような社員ひとりで、一件の葬儀を担当する。
葬儀件数を増やすための営業は、特殊なものである。病院まわりであったり、あるいは老人ホームでのマナー講座など、いざというときに声をかけてもらえるようにすることが重要だ。
しかし、個人葬は個人化・小型化しており「単価が落ちている」。一方、「社葬」は会社にとってある意味では重要なイベントであり、葬儀社にとって大きな物件でもある。企業の総務担当を集めて行われる「社葬セミナー」と、実際に行われた社葬に密着。変わりつつある葬儀業界の中での老舗の葛藤を描く。


★葬儀の「生前予約」

一方この3月、東京・世田谷に民間最大の葬儀場としてオープンしたメモリード。全国70万人の会員を持つ「互助会」システムで東京に進出した。「葬儀革命」というキャッチフレーズを商標登録、「高い、分かりにくい、不透明」と批判されてきた葬儀の値段を透明にした。
ポイントは「生前予約」。これまでに考えられなかった「葬儀の生前予約」で飛び込み営業をするのは中年女性たち。1ヵ月に1人あたり40件以上の生前予約を獲得する彼女たちの営業力から、死や葬儀に関する人々の考え方の変化がはっきり見えてくる。


★「土に帰りたい」・樹木葬の試み

葬儀と切っても切れない存在が「お寺」だ。しかし、お寺も不況・少子化・核家族化によって経営が立ち行かなくなり、廃寺になるところも最近増えてきた。そんな中、今こそ檀家制度を見直すべきではないかと疑問を持ち始めた人がいる。
岩手県一関市にある祥雲寺の千坂住職は「骨を山に埋めて、そこに一本の木を植えるだけ」という樹木葬を始めた。そこには「跡継ぎがいない」「子どもに墓の負担をかけたくない」と墓を敬遠する人たちが、自分がいつか埋められる場所を選びに次々と集まってきた。
「生きている間に死ぬ場所を選びたい」――。山は予約の札でいっぱいになっている。


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