03月29日放送 第461回

シリーズ「復興への道」(1) ライフラインを守れ!~震災支援19日間の総力戦~

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放送概要
想像を絶する大惨事となった東日本大震災。東北、そして関東の被災した人たち、さらには余波で影響を受ける首都圏の人たち。多くの人たちの生活をいかに取り戻し、いかに守るか...現場の闘いを追った。地域の足であるバス会社、いまや生活インフラの要となったコンビニエンスストア、さらには計画停電で揺れる首都圏の介護施設、そして被災地の病院を支援する東京の医療チームを密着取材する。
ライフラインを復旧せよ...ローソンの決断
いまや日本の生活インフラとして欠くことのできない存在であることが、あらためて認識されたコンビニエンスストア。ローソンは、現地の100店舗が被災した。新浪社長は決断を下した。被災して困っている人たちのために、水やおにぎりなど数万食分の緊急物資を送ると同時に、社員100人を支援部隊として送り込むことにしたのだ。そして社員に向かってこう告げた。「コンビニは、食料から乾電池まであらゆる物資がある住民の方々のライフライン。被災地のローソンを再び機能させることを最優先課題にする。この2~3日が勝負だ」
地域の足を取り戻せ!...バス会社の闘い
交通インフラがずたずたとなった被災県で、地域の人の足としていち早く復興を目指すバス会社を追う。比較的被害が少なかった山形の山交バスは、被災地の人たちを山形へ運ぶバスを、壊滅的な被害を受けた宮城交通と協力して運行し始めた。さらに、人々の流れに合わせて、採算度外視で各方面への臨時バスを増発。「困っている人がいる限りバスを走らせる」。被害にあった人たちを一刻も早く、安全な場所に届けたい...。手書きのダイヤで奮闘するベテラン社員の戦いを追う。
生命の危機に立ち向かえ!
東京電力の計画停電という前代未聞の事態に、首都圏の家庭や交通機関は大混乱に陥った。しかし、最も切実な現場となったのが、在宅医療、訪問看護の現場だ。人工呼吸器や吸引機を使う患者にとって停電は、命が失われることにも繋がりかねなかったのだ。医療生協さいたまの看護ステーションを取材する。またそこには、被災地へと向かう医療チームがいた。宮城県塩釜にある坂総合病院には、全国から医者や看護師たちが支援にかけつけていた。ひっきりなしに搬送されてくる被災者の診療や、近隣の避難所を歩いて回り、支援活動に当たる毎日。震災から10日目、ガソリン調達の目途も立ち、病院では被害の大きかった石巻へも支援活動を広げようと試みた。津波で流されてきた船や車で遮断された道を迂回しながら、瓦礫の中ようやく避難所に辿り着いた医師たち。ところが、通信インフラが麻痺するなかで、災害医療の難しさが見えてきた。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
Song for japan

アーティスト
Adele
曲名
Make You Feel My Love

本編45分42秒。
持っていた店のひとつを津波にのまれてしまった、ローソンの店主松田さん。
「近所の人たちの命の綱」という使命を全うする為、無事だったもう1店を営業し続ける。
このシーンで使用している曲は「Make You Feel My Love」。
もともとはボブ・ディランの楽曲で、多くのアーティストがカヴァーしている。今回使用しているヴァージョンはアデルによるもの。東日本大震災を支援するチャリティーアルバム「Song for japan」に収録されている。