06月28日放送 第472回

甦れ!三陸漁業~カツオ船団と 漁師たちの決断~

放送を見逃した方はこちらから
放送概要
かつおは夏場に向けて北上する。高知や宮崎などの"カツオの一本釣り"の船団も、それに合わせて北上する。毎年6月下旬から11月にかけて、三陸沖で操業し、これを宮城県の気仙沼港に水揚げする。気仙沼港は生鮮カツオの水揚げ量で日本一を誇り、"カツオの気仙沼"とも呼ばれてきた。しかし、震災と津波の影響で、岸壁は1メートル以上も沈下し、満潮時には冠水する。市場や貯蔵施設など港の機能も全壊した。 カツオ船団は現在、八丈島沖で漁を行い、千葉・勝浦港に水揚げしている。そしていま、決断を迫られている。果たしてこの先、三陸沖に向かうべきかどうか。気仙沼港が水揚げの始まる6月下旬までに復旧するのか?そして、放射能の影響がないことを証明できるのか?気仙沼港の復旧プロジェクトと、高知県のかつお船団の決断を追った。 このほか、震災を機に漁師と地元の水産加工会社が一つの組織となり、「スーパーにも値段交渉で対抗できる仕組みを作る」という流通革命の取り組みも取材。
かつお船団の決断
 かつおは夏場に向けて北上する。高知や宮崎などの"かつおの一本釣り"の船団も、それに合わせて北上する。毎年6月下旬から11月にかけて、三陸沖で操業し、これを宮城県の気仙沼港に水揚げする。気仙沼港は生鮮かつおの水揚げ量で日本一を誇り、"かつおの気仙沼"とも呼ばれてきた。しかし、震災と津波の影響で、岸壁は1メートル以上も沈下し、満潮時には冠水する。市場や貯蔵施設など港の機能も全壊した。
 かつお船団は現在、八丈島沖で漁を行い、千葉・勝浦港に水揚げしている。そしていま、決断を迫られている。果たしてこの先、三陸沖に向かうべきかどうか。気仙沼港が水揚げの始まる6月下旬までに復旧するのか?そして、放射能の影響がないことを証明できるのか?高知県のかつお船団に密着した。
かつお水揚げ日本一!気仙沼漁港を復興せよ
 5月、気仙沼港の復旧に向けて、急ピッチで作業が始まった。6月の「かつおの水揚げ」に間に合わせ、これを復興への起爆剤にするために。しかし、多くの壁が立ちふさがる。
 冠水した港の修復はもちろんだが、もう一つ大きな問題があった。それは陸に打ち上げられた石油タンク。船に燃料を補給するための石油タンクを港に設置しなければ、かつお船団が寄港できない。さらに、かつおの餌となるイワシをどう確保し、かつお船団に提供できるのか・・・
流通革命で復興を目指す・・・漁師たちの闘い
 宮城県の村井嘉浩知事が打ち出した復興プランをめぐり、漁師や漁協が猛反発している。それは「漁業の復興のために民間企業の参入を認める」というもの。被災した漁師が個人で再建することが難しいため、民間企業の力を借りて漁業の"株式会社化"を進め、さらに、漁師たちがほぼ独占してきた"漁業権"を開放しようというもの。  そんな中、ある地元の水産加工会社が立ちあがった。「今回の震災を機に、流通革命を起こす。漁師と地元の水産加工会社が一つの組織になり、スーパーにも値段交渉で対抗できる仕組みを作る」。全国から1000万円近い復興支援金をすでに集め、漁師の説得交渉を始めた。果たして・・・。このほか、全国から要らなくなった漁船を集めて、三陸に届けるプロジェクトも密着する。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
ピアノ・ピュア~メモリー・オブ・2004/2005

アーティスト
加羽沢 美濃

曲名
栄光の架橋

本編47分15秒。
「木の屋石巻水産」の木村さんは新しい流通システムに挑み、その日獲れた魚を直接消費者のもとへ送り出す。 このシーンで使用している曲は「栄光の架橋」。 2004年に「ゆず」が発表した楽曲のピアノバージョン。