07月05日放送 第473回

シリーズ 復興への道 第(10)弾あなたの善意 その後 ~支援に動いた 個人と企業のこれから~

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放送概要
東日本を襲った、未曾有の大震災から3カ月以上が経過。日本全国、そして世界各地で被災地に手を差し伸べたいという「善意」が湧きあがり、現在もその輪は広がっている。企業、そして個人が善意を「緊急支援物資」「義援金」という形に変え、被災地支援をした。番組では震災発生1カ月後の4月12日に、そうした「善意」の湧きあがりと被災地支援の動きを放送した。ところが、震災発生から100日以上がたち、義援金が被災者になかなか届かない。ニーズが刻々と変化する支援物資をめぐるミスマッチ、物資の処分問題など「善意」と被災者支援がスムーズに結び付かない実態も浮かびあがっていた。 今後、継続的に支援を続け、将来の災害支援の教訓とするためにも、あの放送以降支援の現場で何が起きているのかを検証。改めて取材した団体、企業の支援活動の変化や課題を取材し、被災地支援を続ける上での課題や、企業や個人にできる支援の在り方を考えていく。
有り余る善意の行方...支援物資がゴミに?
 いま、被災地の自治体が悩んでいるのは、有り余る「善意」。支援物資が全国から届きすぎ、置き場もないほどに余っている。中には、賞味期限切れの食品や使い古した下着などまで。行政が細かく被災地を回れない事情もあるが、「余った善意」は、どうするのか?被災地ではバザーをや、無料配布をする動きもあるが...。一方でいまだにインフラが復旧していない地域では、物資を必要としている人々もいて支援の「歪み」が生じていた。 一方で、刻々と変わる被災地からの支援物資のニーズと、送り手の善意をマッチングさせようとネット(ツイッター)を使った仲介活動も広がっている。
支援か商売か?命のパンを届けた男 その後...
 栃木県・那須塩原のアキモト。缶詰パンの反響は、その後も凄まじく、全国から被災地に届けて欲しいという声が殺到した。秋元社長は、現在も、定期的に被災地に入り、社員を連れて直接手渡ししている。だが、物資が行きとどき始めたこともあり、一部の被災者からは「施しはもういらない」と、パンの受け取りを拒否されることもあるという。  秋元社長は、防災、支援活動のために「パンの缶詰」の新たな展開を模索していた。 支援を企業として続けるよりも、NPO法人を立ち上げのその事業として利益を求めない形の手法を検討しているのだという。具体的には「寄付金付きパンの缶詰」という構想で仲間の経営者たちとともに、共同で進める予定だ。だが、その一方で、本業のパンの販売にも大きな壁が立ちはだかろうとしていた。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
ポートレイツ

アーティスト
村治佳織

曲名
イン・マイ・ライフ

本編46分45秒。
被災地にパンを届け続けるパン・アキモトは、パンの缶詰を学校の備蓄食にしてもらうという新たな販路をひらく。 このシーンで使用している曲は「イン・マイ・ライフ」。 原曲は1965年にビートルズが発表したもので、今回使用しているバージョンはギタリストの村治佳織がカヴァーしたもの。