05月08日放送 第515回

新東名でチャンスをつかめ!~ゴールデンウイークの結末は~

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放送概要
4月14日、首都圏と名古屋圏を結ぶ「新東名高速道路」が、静岡県の御殿場から三ヶ日ジャンクションまでの約162㎞で開通した。新東名は物流の大動脈である「東名高速の渋滞を緩和する」ために、2兆5700億円もの建設費が投入された巨大事業。その建設には時代の変化と共に「意義があるのか」など疑問の声もあがった。しかし、そこには、サービスエリアや観光など新たな巨大商圏が広がっており、地域の企業や農家集団が「チャンスを必ずものにする」と動き始めた。新東名にかける人々の戦い、ゴールデンウイークの結末は?
巨大商圏を獲得せよ!地元鉄道グループの挑戦
新東名には13ヵ所のサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)が誕生する。その最も名古屋よりに位置する「浜松SA」に、大型のみやげ物店「遠鉄マルシェ」を出店したのが、浜松を拠点にする「遠州鉄道グループ」だ。頭打ちの鉄道、バス、タクシー事業に代わって、百貨店やスーパーなどの小売事業に力を入れている。
浜松SAは高速利用者以外の人も一般道から自由に出入りすることができるため、地域住民も集客できると期待をかける。遠鉄マルシェが目玉商品のひとつに企画したのが、地元の高級特産品である「クラウンメロン」を使ったスイーツ。しかも、「ワケありメロン」を使い、価格も抑えた商品。ところが、このスイーツが思わぬ波紋を呼ぶことになる・・・
ピンチ・・・"東名高速側"の戦い!
新東名が開通すると、従来からある「東名高速道路」の交通量は半減すると予想されている。そこで危機感を募らせているのが、既存のサービスエリア(SA)。売り上げの低迷が続くと、テナント契約が打ち切られることになる・・・。
東名でも有数の売り上げを誇ってきた「浜名湖SA」。こちらは"近鉄グループ"がSAの店舗の全てを運営している。支配人の長野公俊さんは風光明媚な立地を活かし、驚きの集客戦略を打ち出した。280席もある巨大レストランを満席にすることができるのか?
新東名で村おこし!
これまで開発から取り残されてきた静岡市北部の「オクシズ(奥静岡の略称)」にある清沢地区。清流が流れる集落である。山沿いの道には農家の直売所が点在し、手作りの"よもぎ金つば"や"イノシシの肉まん"、山菜などの名産が並ぶ。今回、ETCを搭載した車が自由に乗り降りできる「スマートインターチェンジ方式」の静岡SAが近くにできたことで、一気にチャンスが訪れた。NPO法人フロンティア清沢代表の大棟鉄雄さんは、地元農家を取りまとめ、SAにテナントを出店。そのまま、地元へと利用客を呼び込もうと動き始めた。果たして・・・
有名店に地元の農産物を売り込め!
新東名のサービスエリアなどに出店するレストランに、地元の農産物を売り込もうと"農家集団"が立ち上がった。20軒の農家が集まったNPO法人「富士の国 農家直売協同組合」。自慢の鶏肉や露地野菜、いちごなどを「富士の国ブランド」としてアピールし、有名店に新メニューを提案するという初めての取り組み。高い敷居を乗り越えられるのか・・・

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
STRINGS WITH GONTITI

アーティスト
GONTITI

曲名
Day of Wall

本編31分49秒。
新東名高速の開通により、都会との距離が近づいた奥静岡・藁科地区。「きよさわ・里の駅」を紹介するシーンで使用している曲は「Day of Wall」。
アコースティック・ギター・デュオ、ゴンチチが1998年に発表したアルバム「STRINGS WITH GONTITI」に収録されている。