05月22日放送 第517回

素敵な人生の締めくくり方~注目高まる"終活"ビジネスの今~

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放送概要
人生をより良く締めくくるために、自分の"最期"を具体的にイメージして、葬儀やお墓、相続について生前のうちに決めておく「終活」が今、盛んになっている。それをきちんと記しておくエンディングノート作りなども今注目を集めている。最も人口の多い団塊世代が本格的なリタイアを迎え始めた今、この「終活」をビジネスとして取り組む動きも目立ち始めた。
"最期"の時は誰にでもやってくる・・・。高齢社会ニッポンに広まる「終活」、その最前線を追いかける。
自分の"最期"は自分で決める 「終活」に前向きに向き合う人々
書店で今、コンスタントに売れている本がある。「エンディングノート」。自分の終末に向けて、遺言や葬儀の仕方、墓などを事前に書き込んでおくものだ。人生の締めくくりを、今から考える活動、いわゆる「終活」がますます盛んになっている。
お金や不動産など遺産にかかわるものから、自分のお墓や葬儀のやり方まで。それを指南するイベントも頻繁に開かれている。中には、樹木葬(森の中・桜の木の下で合葬)の見学ツアーや、生前遺影撮影会(プロのコマーシャルフォトグラファーとメークアップで撮影する)に参加する人も・・・。また一人暮らしを満喫する女性の"おひとり様"サークルも「終活」に向き合い始めていた。
参加者の人たちは、「最期を決めておくことで、安心して残りの人生を有意義に過ごすことができる」と話す。人生のエンディングに対しての価値観が、急速に変わりつつあるのだ。
巨大流通が仕掛ける「終活」ビジネスの全貌・・・
4月に東京国際フォーラムで開催された団塊世代向けの展示会。それを仕掛けたのが流通最大手の「イオン」だ。団塊世代が本格的にリタイアする中、シニア世代を最重要ターゲットに定めるという。その中でも特に力を入れるのが、相続、遺言、葬式など全てについての相談にのる、ワンストップサービス。
相談にとどまらず、葬儀事業にも本格的に乗り出していた。
巨大流通「イオン」が全社を挙げて仕掛ける"終活ビジネス"。その全貌に迫る。
地域全体で「終活」を考える 日本初「終活」専門サロン
埼玉県蕨市。駅から歩いて5分のところにある、蕨中央商店街。今年1月17日、その商店街の一角に、日本初の終活専門サロンを謳う「にぎわいサロン えん」がオープンした。運営するのは、時枝(ときえだ)とも子さん(61)。時枝さんは、このサロンをオープンするにあたり、去年、聞きなれない資格を得た。
それは...終活カウンセラー。「残された人生を、どうやって生きていけばよいのか?」と悩む高齢者に、様々な助言を行うのが仕事だ。『死と向き合うことで、今をどう生きるのか?地域の高齢者が終活に取り組めば、地域の活性にもつながる』時枝さんは終活を通して、そんな地域貢献を考えている。
しかしオープンから数か月たっても、相談客は全く増えないまま・・・。理想と現実のはざまで揺れる終活専門サロンの試行錯誤を取材した。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
7000万年の岩

アーティスト
MASAKI

曲名
最後のプレゼント

本編17分16秒。
木々や花のもとに遺骨を埋葬する樹木葬。
その方法と費用を紹介するシーンで使用している曲は「最後のプレゼント」。
ヴァイオリニストMASAKIのアルバム「7000万年の岩」に収録されている。