11月13日放送 第541回

シリーズ「働き方が変わる」第2弾 働くママがニッポンを変える!

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放送概要
先進国で女性が最も力を発揮しにくい国ともいわれるニッポン。出産や育児で仕事を辞める女性は6割以上、管理職の割合もごくわずかだ。もう一度働きたいと希望しながら仕事に戻れない女性は、342万人にのぼるという。特に子供を抱える主婦には厳しい状況が続いている。そんな中、女性、特に子育てママを積極的に採用し、躍進している企業がある。
「また働きたい・・・」という女性の新しい働き方、そしてそれを積極的に生かす企業の新しい姿を追う。
快進撃の巨大テーマパーク その立役者は働くママたち!
女性の就業率が全国でもワースト1,2を争う大阪。そんな中、積極的な採用を行っているのが巨大テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」だ。開業から11年。業績が低迷した時期もあったが、家族で楽しめるアトラクションを増やしたこともあって、このところ好調。累計入場者数もこの秋、1億人を突破した。その快進撃を支えているのが園内スタッフ。1日約2000人が働いている。年間数千人規模でパートやアルバイトを新規採用している。その後の働きぶりや意欲次第で契約社員などへのステップアップの道も開けているという。その中で今、積極的に採用しているのが女性、特に子育てをしているママたちだ。その理由はメインターゲットを当初のカップル向けから、家族連れへとシフトしたこと。いまや客の7割を占める女性・家族連れの心を掴むため、主婦層を積極的に登用し、ママならではの視点やサービスを現場にも生かそうとしているのだ。
さらに、秋シーズンはハロウィ―ンに向けて大規模な採用を計画していた。採用現場をのぞくと、そこには様々な事情を抱え、働きたくても働けない主婦たちが列を成していた。応募者の一人、神野操さん49歳。小学生2人の娘を抱え、派遣社員の夫の収入だけでは生活していけないと、仕事探しに奔走している。しかし、様々な会社の採用選考に挑むが、不景気もあって現在33連敗中。最後の望みをかけてUSJの面接に挑む。果たしてどんな仕事が待っているのだろうか。
女性を1万人規模で積極採用!宅配業界に変革を・・・
一般的に、男社会のイメージが強い宅配便業界。しかし今、大きな変革の波が押し寄せている。大手の佐川急便は今後3年間で1万人規模の女性を新たに採用する計画。業界的に人手不足の中、男性だけでなく女性たちにも積極的に門戸を広げていかないと立ち行かなくなるという現状を受けたもの。しかし女性を採用するメリットはそれだけでない。東京・恵比寿のサービスセンターのセンター長、行村操さん38才。働くシングルマザーだ。以前勤めていたIT系の会社が倒産し、佐川急便に転職した。女性らしいきめ細やかな働きぶりでセンター長を任されるまでになった。そんな行村さん、実際に配達の現場にも出かけるのだが、主に担当しているのが女性客のお宅。女性同士だと安心してもらえるというのだ。さらに女性ならではの目線で新たなサービスも始めていた。
また佐川急便では、今いる女性社員たちも引き続き働きやすいよう、人事制度改革などにも取り組んでいる。しかし、女性スタッフが増えた現場ではもう一つ課題が浮き上がっていた。配達に使うトラックの運転は女性にとっては一苦労だというのだ。特に京都は狭い路地が多い上に、多くの観光客が歩いていて、配達員泣かせの町。そこで登場したのが、独自の電気自動車。さっそく女性スタッフが乗り込み、配達に向かうのだが・・・。
女性にとって働きやすい環境を整え、その力を生かそうとする変革の現場をカメラが見つめた。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
鍵のかかった部屋 オリジナルサウンドトラック

アーティスト
Ken Arai

曲名
PARIS

本編22分27秒。
ユニバーサルスタジオジャパンで新商品の開発を行っているのはほとんどが女性。会議を重ねつくられたグッズの売り上げは年間200億円にもなり、収益の大きな柱となっている。
このシーンで使用している曲は「PARIS」。音楽Ken Araiによるアルバム「鍵のかかった部屋 オリジナルサウンドトラック」に収録されている。