01月08日放送 第548回

新春SP 10周年企画 「ニッポンの生きる道」第8弾 未知なる市場を拓く

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放送概要
人口が減少し、今後は国内消費の伸びに期待できないニッポン。日本企業は今、経済が勃興する新興国のマーケットに舵を切り始めている。インド、インドネシア、ブラジル、トルコ、マレーシア・・・などなど。しかし、そこは世界の企業も狙う有望なマーケット。競争も激しい。
そこで、さらにその先を見据え、未知の市場を狙う日本企業もある。どこよりも早く、真っ先にその市場を開拓し、その国でNo1企業になるためだ。そんなパイオニア精神にあふれた企業を特集し、新年のSP企画として放送したい。
例えば、ニッポンのコンビニが、シルクロードで知られる中央アジアの国、カザフスタンに初進出!カザフスタンの国民は肉が大好きな"肉食大国"。そこに、ニッポンの「肉まん」を売り込もうと言うのだ。
そして、消毒液で知られる「サラヤ」は、アフリカ・ウガンダへ進出する。ウガンダは水道の整備されていない地域も多く、水環境が悪い。手洗いしても、そもそも水が汚れているため、感染症で亡くなる子どもも多い。そこで、サラヤは消毒液を現地で安く作り、アフリカの子どもたちを救おうと考えたのだ。
さらに、あの無印良品が中東に初進出する。場所はクウエート。日本の"ムジ"が中東の女性たちを魅了することができるのか?
"肉食大国"カザフスタンに肉まんで挑む...ミニストップ
ミニストップがカザフスタンに初進出する。実は日本のコンビニは海外進出に非常に意欲的だ。セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの4社で16の国と地域に、約4万5000店以上も出店させているのだ。
しかし、そのほとんどが中国や韓国などのアジア地域。そこで、国内5位のミニストップは、どこも進出していない未知の市場、カザフスタンに年内に1号店をオープンさせる。コンビニはおろか、日本の小売業としても初進出だ。国内では5位でも未知の市場に初進出し、トップ企業になろうという戦略だ。国民の平均年齢が27歳という若い国で、ミニストップが目玉に考えるのはファストフードだ。ファストフード開発の責任者、桐島さんが現地にすでに乗り込み、現地にあったファストフードの開発に取り組んでいる。
実はカザフスタンは世界でも有数の「肉食の国」。国民は馬肉や羊肉、牛肉などを好んで食べる。そこに桐島さんは、日本独自の肉まんやデザートなどで挑むという。果たして未知の国の若者たちの心をつかむことはできるのだろうか?
アフリカの子どもたちを感染症から救え・・・サラヤ
アフリカのサハラ砂漠以南の地域「サブサハラ」。8.5億人のマーケットを持ち、49か国の平均経済成長率は5.8%と、今後の成長が期待される地域だ。しかし、40%が1日1ドル未満で生活する貧困層。さらに衛生環境が悪く、感染症が蔓延し死亡率が高い。
こうした国で将来の成長をにらんだビジネスができないかと考えているのが、せっけんやうがい薬を製造している「サラヤ」だ。感染病の危険は、"手洗い"で予防できる。しかし、こうした地域に手洗いの習慣はない。さらに、手を洗うための水の量が限られるうえ、水質が悪い。そこでサラヤが普及させようとしているのが、手指を殺菌する「アルコール消毒液」だ。手始めに、サブサハラの一国、ウガンダ共和国でアルコール消毒液を学校や病院に売り込む計画だ。普及させるには、安価で流通させることが大事と考え、現地に工場を作り、現地の安いサトウキビを使って「アルコール消毒液」を作ろうと実験している。来年中には販売を開始する予定だ。
ウガンダで軌道に乗れば、周辺のケニアなどにも売り込み、将来的にはサブサハラ全域に販売。2015年までの黒字化を目指している。
中東の女性たちを魅了せよ!・・・無印良品
無印良品が年明け1月、中東に初進出する。ヨーロッパや中国で成功を収めている無印良品が、なぜ"未知の市場"に挑むのか?そこには、ある信念があった。それは、無印良品は、単なる物販ではなく、"日本発の生活美学"(ものを大切にする、自然との共生等)を広めようと考えているのだ。
今回、中東戦略を担うのは、イタリアやフランスで成功を収めてきた、国際派の若手社員。クウェートのアルシャヤ・グループに単身飛び込んだ若手社員の闘いを追うことで、今後のニッポン企業の海外進出のあり方を考えるヒントを得る。
日本のシュークリームがエルサルバドルへ


今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
ミュージック

アーティスト
デイヴィット・ギャレット

曲名
CHILD’S ANTHEM

本編27分07秒。
中東のクウェートに進出する無印良品。オープンに向け続々と商品が整っていく中、実はドバイで中東2号店出店の準備を進めていた。
このシーンで使用している曲は「CHILD’S ANTHEM」。ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットによるアルバム「ミュージック」に収録されている。