04月23日放送 第563回

社員の辞めない会社とは?

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放送概要
今、就職活動の真っ盛りだが、就職活動の学生にとって、最近気になるのが「ブラック企業」という言葉。社員に十分な社員教育もせず使い捨てをするような会社を言うようだ。そして、就活生たちがよく気にしているデータが「3年以内の離職率」というもの。つまり、新入社員が3年以内にどれくらいやめているかを示すデータだ。2009年に入社した大卒社員の3年以内の離職率は、28.8%と、3人に一人が早期離職している計算になる。
企業にとって見れば、社員を採用して、研修もし、ようやくこれから戦力に...という時に、3年以内でやめられたら大きな損失だ。早期離職されると、一人あたり1000万円~1500万円の損失になるという試算もある。
どうすれば、3年以内の離職率を減らすことができるのか?
番組では、独自のやり方で若手社員を教育し、定着率を高め、ひいては業績アップにつなげている会社を取材する。
失敗をいとわず!新入社員にすべて任せる... 阪急交通社
旅行業界は一般的に離職率が高いと言われている。そうした中、離職率が「2009年入社が20%、2010年入社が5.4%」と業界の中では格段に低く、しかも売上高は前年比118%(2012年度売上高)と業績も好調なのが「阪急交通社」だ。好調な理由の一つが、新入社員の積極登用にあるという。入社1年目の社員から、ツアーを企画させ、例え失敗してもお咎めなし、失敗を糧に新たなツアーをまた企画させるのだ。
新入社員たちにどうやってやる気を出させ、それでいて業績アップにつなげているのか?阪急交通社の取り組みを取材する。
社員のボーナス額を開示!ガラス張りの会社...メガネチェーン21
広島を中心に全国展開しているメガネチェーン21(トゥーワン)はユニークな経営方針で注目を集めている。
給料は年功序列だが、ボーナスは成果主義。会社は利益が上がると、ためこまずに社員へのボーナスとして還元。そのボーナスの基準となるのが経営者指数と呼ばれる"一人一人の通信簿"。この経営者指数でボーナスの金額が決まるのだ。驚きなのは、全社員の経営者指数と、ボーナスの金額が社員なら誰でもパソコンで閲覧できることだ。自分が成果をあげてボーナスを上げて欲しい時は、自ら申し出ることもできるし、他の社員から「この人は上げて欲しい」という推薦もOKなのだという。
こうしたガラス張りのシステムで、社員の不満も少ないという。2010年入社の社員の離職率は0%、途中入社を含めても2008年以降、退職者はわずか1名だ。
番組では新製品の開発などを手がけた人たちが、どのようにして経営者指数のアップとなるのか?そして本当に社員たちは不満・嫉妬もないのか?その内実を丹念に取材する。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
As For You

アーティスト
榊原 大

曲名
混乱の下

本編35分26秒。
大卒新入社員の3割は3年以内に会社を辞めると言われる現在。サービス業界で異例の離職率の低さを誇る「メガネ・トゥーワン」の秘密に迫る。
このシーンで使用してる曲は「混乱の空の下」。日本のピアニスト、榊原大によるアルバム「As For You」に収録されている。