04月29日放送 第613回

急増する"おひとり様"...  知られざる巨大市場

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放送概要
ひとり客専用のカラオケボックスや、ひとり用に客室を改装した温泉旅館、さらにはひとりでも参加できるゴルフコースまで...。かつて家族や団体向けだった施設やサービスが、積極的に単身者を取り込もうとしている。これは一過性ではない。2030年、50歳で結婚していない人の割合は男性が28%、女性が19%に達すると予測されているのだ。いわゆる"おひとり様"が急速に増えつつあるニッポン。特に30〜50代の働き盛りの単身者は、アクティブで消費意欲も旺盛だ。この状況をチャンスと捉え、ひとり暮らしをより快適なものに変える新商品や新サービスが、続々と誕生している。進化する"おひとり様"ビジネスの最先端に迫った。
小型家電でひとり暮らしを豊かに!
社員数わずか10名ほどの会社「ウィナーズ」が、家電業界に旋風を巻き起こしている。手がけるのは、累計50万台を売り上げる小型ジュースミキサー(3500円)を筆頭に、トースト1枚サイズのオーブントースター(4000円)や、カップひとつだけが載るコーヒーメーカー(5000円)など。どれも一人暮らしでの使用を想定した、通常のサイズに比べはるかに小さい家電だ。近年、大手メーカーもこぞって小型家電を売り出しているが、この分野では一人勝ちの状態が続いているという。社長の岡野真二さんは、1992年に「ウィナーズ」をグラフィックデザインの会社として創業。2009年から小型家電の製造をスタートさせた。色とデザインにこだわり、家電量販店ではなく、都心のインリアショップで販売することで、30〜40代のハイセンスな"おひとり様"のこころを掴んできた。4月...東京・千駄ヶ谷のオフィスでは新製品の開発が、佳境に入っていた。"おひとり様"の暮らしを、さらに豊かにするというコンセプトで、今までにない多機能な調理機器を販売しようというのだ。だが、開発の過程で様々な問題が噴出...その舞台裏にカメラは密着した。
"おひとり様"が殺到!大人気の旅行企画会社とは
「ひとり旅はちょっと寂しいが、旅行はしたい」という"おひとり様"のニーズを満たすために、旅行代理店が「一人でも参加出来る」パックツアーをこぞって売り出している。そんな中渋谷にオフィスを構えるITベンチャー「トリッピース」のツアーが"おひとり様"に大人気だ。仕組みはまず旅行に行きたい単身者が、「トリッピース」のホームページで日帰りから海外まで、様々な旅行の企画を立ち上げる。興味をもった人がネット上で集まり、日程や行き先など旅の詳細を相談しながら作り上げていく。お互いの趣味や性格を事前に知ることで、旅行が始まればすぐに打ち解けることがきるのがメリットだ。年間600本以上の旅行がこうして実現していく。社長の石田言行さんがサービスを開始して、2年半。当初は20代の利用が大半だったが、このところ30代以上の"おひとり様"がどんどん増えている。4月...そんなツアーがまたひとつ企画された。飛騨高山の隣町・飛騨古川に400年も続く「奇祭」を、一泊二日で見にいくという。実はこのツアー、石田さんの発案によるもの。 有名な観光地の影で過疎化に苦しむこの町に、大勢のアクティブな"おひとり様"が訪れることで、地元が元気を取り戻すきっかけになればと考えたのだ。 果たしてツアーは成功するのか?そして町に希望の火を灯すことはできるのか?

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
リーガルハイ(2013年)

アーティスト
林ゆうき

曲名
Rex-Funk

本編4分4秒。
現在の日本の生涯未婚率は男性が23,6%、女性は14,1%だと言われ、 「お一人様」用の商品の需要が高まっている。
家電業界でも「お一人様」用のコンパクトな製品が次々と発売され、 味噌汁をお椀一杯分ずつ作る機械まで店頭に並んでいる。
このシーンで使用している曲は「Rex-Funk」
京都出身の作曲家、林ゆうきによるサウンドトラック「リーガルハイ」(2013年)に 収録されている。