08月05日放送 第626回

驚きの進化を続ける!〝道の駅〟

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放送概要
誕生から20年あまり...今や日本全国に1000カ所を超えるまでに増えた〝道の駅〟これまで「街道沿いにあり、トイレ休憩ができ、直売所で地元のお土産を買うことが出来る通過点」だった〝道の駅〟が、それ自体で観光の目的地となるほどの大きな集客力を発揮している。そこに企業や自治体も注目し、観光の起爆剤として、国内だけでなく、外国人客まで呼び込もうとしたり、過疎の町で道の駅に"行政の機能"を担ってもらう動きが出てきた。 2014年夏...進化し続ける〝道の駅〟その最前線を追った。
大人気!北海道「道の駅ツアー」
日本一、道の駅がある北海道...その数114カ所。それを1年かけて全て巡るバスツアーが50〜60代のシニア層に大人気だという。7月もツアーが開催され、巡る道の駅は約10カ所。ツアーを仕掛けたのは阪急交通。阪急交通は2年前にこのツアーを始め、今春から中国地方や四国地方でも同様のツアーが開始するなどの大ヒット企画となっている。「有名な観光地を巡らないでも、道の駅だけで北海道の魅力を十分に伝えられる」と阪急交通の担当者。今や「道の駅」は地元の有力な観光資源となっているのだ。
外国人を呼び込め!「道の駅」の新たな戦略とは...
15年前に今治と広島・尾道市を繋ぐ「しまなみ海道」が開通後、通過地点となる島々にできた3つの「道の駅」。だが「しまなみ海道」は高速道路...車の多くは島を素通りするだけで、長年集客に苦しんできた。6年前、第3セクターの運営から民間運営に変わり立て直しに取り組んだのが株式会社しまなみの社長・村上秀人さん、目をつけたのが昨今ブームの自転車だ。実はしまなみ海道は自転車で渡ることができる日本でも珍しい大型の橋。村上さんは自転車をこぎながら食べられる携帯食の開発など、自転車乗りに便利な環境整備を着々と進め、徐々に自転車愛好家が集う道の駅として知られるようになってきた。村上さんはさらなる集客を狙い、台湾に目を付けた。実は台湾は世界一の自転車メーカがあるなど世界有数の自転車大国。自転車好きの台湾人にアピールして、しまなみ海道に来てもらおうという作戦だ。「道の駅だけじゃなく、島の良さをPRしたい」と地元も巻き込み、外国人向けの観光サービス開発も始まった!果たして、しまなみ海道に外国人を呼び込むことはできるのか...。
「道の駅」の新たな使命...地域住民への福祉サービス
今年5月、山口県周南市に道の駅「ソレーネ周南」が開業した。国や地元自治体が19億円を出資したこの「道の駅」は、地元でとれる魚や農作物を販売する従来の役割に加え、他にはない重要な使命が課せられていた。駅長の江本伸二さんが目指すのは「福祉サービスを行う道の駅」だという。周南市は、特に山間部で過疎化・高齢化が深刻な事態になっていた。そこで行政が考えたのが「生きがい支援」というコンセプト。お年寄りが作る農作物をわずかな量でも集荷して売ることで、生活に張りを持ってもらい、さらに買い物が不便な集落のために、生活に必要な商品を届ける配送サービスも行う。「道の駅」の新たな挑戦は、実を結ぶのだろうか。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アルバムタイトル
How to Train Your Dragon

アーティスト
John Powell

曲名
See You Tomorrow

本編5分21秒。
誕生から20年、いまや全国に1030カ所も存在するという道の駅。
最も人気の道の駅では人口3500人の村に年間120万人が押し寄せるという。 それぞれの道の駅では観光客を誘致すべく地元の食べ物やイベント、アトラクションを作り奮闘している。

このシーンで使用している曲はイギリス出身の映画音楽作曲家、ジョン・パウエルの「See You Tomorrow」
映画「ヒックとドラゴンのサウンドトラック」に収録されている。