09月23日放送 第633回

もう泣き寝入りはしない!~立ち上がった"働く若者たち"~

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放送概要
先月、厚生労働省が発表した有効求人倍率は、22年ぶりの高水準だった6月と変わらず1・10倍と好調で、働き口が増えているのはたしかだ。  その一方で、やっとの思いで就職した会社で不当な扱いを受けている人たちも多いという。 「最低賃金割れ」「賃金未払い」「長時間労働」などに対して、労働条件の改善を目指し、若者たち自らが立ち上がり始めた。そして、こうした労働者を支援する弁護士団体や組合も多く現れ始めた。番組では、声を上げた若者たちに密着。そこから、本当に働きやすい職場とは、一体、どうすれば作れるのかを探っていく。
「若者応援企業」の実態...訴えた24歳の女性
8月7日、一人の女性、Aさん(24歳)が記者会見にのぞんだ。 彼女は、自分が働いていたIT企業を訴えたのだ。 1ヵ月間の研修期間はまったく給料が支払われなかった。 また、長時間労働で彼女は、3ヵ月で身体を壊し医者からは「適応障害」と診断されたのだ。 彼女が助けを求めたのは「ブラック企業被害対策弁護団」。 有志の弁護士が集まり、問題企業と闘う若者たちをサポートしている 番組では、4ヵ月に渡り、Aさんと弁護団の闘いに密着した。
若者の悲痛な声を聞け-労働相談最前線・NPO法人ポッセ-
ひっきりなしにかかってくる電話。ほとんどが若者からの労働相談だ。「突然、解雇されました。一体どうすればいいんでしょうか?」。 東京・下北沢に事務所を構えるNPO法人POSSE(ポッセ)は、若者からの年間1500件にものぼる労働相談に対応している。 相談内容は「社内いじめ」「残業代の未払い」「パワハラ」等、多岐にわたる。 そんな若者の悲痛な声を受け止める最前線を取材した。
「団体交渉」で労働条件を改善させる--首都圏青年ユニオン--
増加の一途を辿る「非正規雇用労働者」。これまで、「どうせ非正規だから」と諦めていた彼らも、声を上げ始めた。 会社に労働組合がない、非正規労働者だから組合に入れない...そんな人たちの 駆け込み寺となっているのが「首都圏青年ユニオン」だ。様々な職種、パートやアルバイトなど非正規雇用の労働者でも、加入することができる。  警備員のアルバイトをしているAさん(男性)は、賃金が東京都の最低賃金を割っているという問題で、ここを訪ねた。過去2年間にさかのぼり最低賃金との差額を要求したいと言う。Aさんは会社側に団体交渉求め、首都圏青年ユニオンと共に動き出した。

「NPO法人 POSSE」 連絡先
03-6699-9359



今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アーティスト
横山克

曲名
the beginning

アルバム
アリスの棘

本編32分44秒。
過酷な労働環境でアルバイトが減り、多くの店が閉店に追い込まれた牛丼チェーン「すき家」。
現在、非正規雇用労働者でも組合を作り、正々堂々と労働環境の改善を会社に交渉していく仕組みが出来始めている。

このシーンで使用している曲は「the beginning」
日本の作曲家、横山克によるサウンドトラック、「アリスの棘」に収録されている。