12月22日放送 第696回

シリーズ「働き方が変わる!」第11弾 "知らない町"で生きる!

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放送概要
地方自治体による人材争奪戦がますます激しくなっている。高齢化と人口減を食い止めようと、あの手この手の支援策によって都会からの移住者を奪い合っているのだ。そんな中、単に「人口」を増やすのではなく、能力や経験をもつ「人材」に移住してもらおうという動きが活発になってきている。人材不足で困っている地元の企業や施設と、移住者をマッチングしようというのだ。番組では、地方自治体による新たな人材獲得戦略と、都会から地方に移住することを決断した人々の新たな「働き方」を追う。
"都会のスキル"を持った移住者を探せ!
47都道府県の中で、高齢化率は2位、人口減少率4位、県民所得ワースト3位という高知県。特に悩みの種が人材不足だ。そこで高知県は、県内の企業に都会からの移住者を紹介することにした。都会で培ったノウハウやスキルを発揮してもらい、地域の活性化につなげる狙いだ。そうした取り組みが功を奏して、高知県に移住してきた人もいる。これまでセブンイレブンで店舗開発を担当してきた高橋大弐さん(34歳)。セブンイレブンを退職し、今年10月、家族と共に名古屋から人口7300人の漁師町「中土佐町」に移住した。実はこの町、基幹産業である漁業は衰退の一途を辿り、他にはこれといった産業もない。そのため、町は特別職として「地産外商マネージャー」を募集することにした。まずは「道の駅」の建設計画プロジェクトを任せようと、能力や経験をもつ人材を探していたのだ。高橋さんは中土佐町の地産外商マネージャーに就任。道の駅作りに奔走することになった。果たして、都会での経験を役立てることができるのか?
全国初の試み!シングルマザーの移住支援
島根県で最も高齢化が進む浜田市は、2040年には20〜39歳の女性人口が半減すると予測される「消滅可能性都市」のひとつ。市街地でもシャッター商店街が増え、通りを行き交うのもお年寄りの姿が目立つ。特別養護老人ホームでは、足腰が弱り、耳が遠くなった60〜70代のパート女性が、さらなる高齢者を介護するという「老老介護」の状態だ。浜田市は、そんな高齢者介護施設で働いてくれる人材を探すことにした。狙いは「都市部で暮らす、ひとり親世帯」。実は、これまでの移住者を分析したところ、夫婦がいる世帯に比べ、ひとり親世帯の方が移住後の定着率が高いことがわかったのだという。移住者には給与や養育費、家賃補助など、1年間で最大400万円相当の支援をすると発表。すると、3世帯の募集に対して150件を越える問い合わせが殺到した。今年9月、選ばれたシングルマザーたちが移り住んできた。大阪でいくつかの仕事を掛け持ちしながら、中学2年生の息子を育ててきた谷和香苗さん(45歳)。多忙で息子と向き合えない現状を、田舎に移住することで変えたかったと言う。また、名古屋で2才の娘を育てていた立松凛さん(23歳)は、待機児童の問題で娘を保育所に預けられず、そのためフルタイムの仕事にも就けないという状況から抜け出すためにやってきた。知り合いのいない新たな土地で、仕事と子育てを両立させながら暮らしていこうとする、シングルマザーたちの姿を追う。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アーティスト
林ゆうき

曲名
旧友との再会

アルバム
神様のカルテ2

本編21分21秒。
島根県浜田市に移住して来たシングルマザーの立松さん。最初は不慣れだった仕事もすぐに出来るようになり、早くも大きな戦力として頼りにされている。

このシーンで使用している曲は「旧友との再会」
林ゆうき氏によるサウンドトラック「神様のカルテ2」に収録されている。