09月27日放送 第735回

シリーズ「働き方が変わる」第14弾今こそ、社員を鍛える!

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放送概要
かつて日本企業は終身雇用が一般的だった。社員を育てるのは、同じ会社の中での上司や先輩の役割でもあった。しかし、グローバル化が進み、転職や中途採用も増えている状況の中、社員を鍛えるユニークな研修方法が登場してきている。社員を新興国に送り込み、培ったスキルを生かして現地の課題を解決させる。異業種の社員たちをごちゃ混ぜにしてチームを作り、合宿しながら地域の課題を解決させる。そうした新たな「社員の鍛え方」に迫る。
海外で社員を鍛える・・・「留職」とは?
社員を東南アジアなどの新興国に送り込み、本業で培ったスキルを生かして貧困などの社会問題の解決のために活動させる。そんな人材育成を行う企業が増えている。海外の大学などで勉強する「留学」ではなく、実際に仕事を通じて学ぶことから「留職」と呼ばれている。NPO法人のクロスフィールズが作るプログラムで、これまでにパナソニックやハウス食品、NTTデータなどの大手企業が導入している。自分の仕事がどれだけ社会の役に立っているのかが見えず、「働く意味」や「仕事のモチベーション」を見出せない社員が多いという。そうした社員に社会貢献の機会を与えることで、「自分のスキルが社会の役に立つ」という実感を与え、自ら新たなアイデアを生み出せる人材へと成長させるのが企業の狙いだ。今年3月、日立製作所の石黒康平さん(30歳)が「留職」することになった。石黒さんはソフトウェアのエンジニア。普段は企業向けに業務改善ソフトを開発しているが、営業がとってきた仕事をこなすだけ。自分の仕事が社会にどう役立っているのかわからず、やりがいを感じられずに悩んでいた。海外旅行すら行ったことがなかった石黒さんが送り込まれたのは、東南アジア・ラオスにある貧困層向けの小児病院。石黒さんに託されたのは、3ヶ月の滞在期間中に病院内のITインフラを改善すること。与えられた仕事をこなすのではなく、自分で課題を見つけて仕事を生み出さねばならない。初めての経験に戸惑いながらも、石黒さんの挑戦が始まった。
異業種の社員たちがぶつかり合う。。。新たな研修とは?
今年5月、北海道・美瑛町で、異業種の社員たちがぶつかり合う「リーダー育成」の研修が始まった。参加したのは、ヤフー、アサヒビール、テンプHD、日本郵便、美瑛町役場。それぞれ企業文化や社風が異なる組織だ。各企業から5、6人ずつ送り込まれた社員たちが、ごちゃ混ぜでチームを組み、地元・美瑛町が抱える課題の解決の方法を編み出すというものだ。半年間に2泊3日の合宿を計6回行い、解決策を町長に提案する。しかも、各社の人事担当者も合宿に参加。異業種間で人材育成方法を学びあうだけでなく、研修で切磋琢磨した内容を会社に持ち帰ることで、今後の人事戦略に生かすという。 アサヒビールはビールの売り上げでは業界1位だが、総合飲料メーカーとしては3位に甘んじている。そこで近年、様々な酒類メーカーを買収。多様性のある社員が増える中、組織をまとめられるリーダーを育成しようとしていた。研修に送り込まれた一人、宮崎淳さん(43歳)は中堅の営業職。優しくて同僚たちからは人気があるが、決断力が弱く、グイグイと引っ張るタイプでもない。宮崎さんは研修のAチーム。他の企業から参加したメンバーはみんな20代~30代と年下だ。発想や考え方が全く異なるメンバーたちが、激しく意見をぶつけ合う。宮崎さんはこの研修で、変わることができるのか?

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アーティスト
佐藤直紀

曲名
evolution

アルバム
ホットスポット 最後の楽園

本編35分32秒。
異業種の社員達がチームを訓で街の活性化案を考えだすあという前代未聞の合宿。Aチームのメンバーは、今回のテーマとなる美瑛町の魅力を探しに動き出した。

このシーンで使用している曲は「evolution」。日本の作曲家、佐藤直紀によるサウンドトラック「ホットスポット 最後の楽園」に収録されている。