03月14日放送 第757回

激戦!地域スーパーの乱

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放送概要

今、大手スーパーマーケットが軒並み業績不振に陥っている。「全国一律で大量に仕入れて安く販売する」という総合スーパーのビジネスモデルが、多様化する消費者ニーズに合わなくなって来ているからだ、と言われている。一方、大手との価格競争にさらされる中小の地域スーパーの経営は、もっと厳しい。しかし、日本全国を見渡すと、進出してくる大手スーパーに負けず業績好調な地域スーパーがある。地域の固定ファンを掴んで離さない秘訣は何か?そこからは、スーパー業界の「固定概念」を覆す大胆な戦略が浮かび上がってくる。消費者の真の声をきめ細かく拾うことで逆襲に打って出る、地域スーパーの取り組みを追った!

「地元のために!」でスーパーに客が戻ってきた!
福岡県うきは市にあるスーパー「サンピットバリュー」。展開するのは1店舗のみで、近年、市内に進出してきた大手スーパーに客を奪われ、赤字に転落していた。しかし今や、客足が絶えることがない店に復活、業績も黒字に。秘密は、店の2階にあった。地域の問題を解決するために、あることを始めたのだ。すると、「地元のために頑張っているサンピットに買い物に行こう」という気運が人々の間で高まり、見事復活。その、「あること」とは一体?
魚売り場が2か所!鮮魚に特化して勝つ
香川県高松市。大手スーパーがしのぎを削る激戦地に拠点を置く、地域スーパー「新鮮市場きむら」。香川県を中心に18店舗を展開、ここ10年で売り上げを4倍に増やすなど、業績を上げ続けている。人気の秘密は、鮮魚に特化していること。入り口付近に、まるで魚市場のような鮮魚売り場があり、魚種も豊富。港から揚がったばかりの魚が、1本丸ごと売られている。店内中央には、もう一つの魚売り場を設置し、こちらでは切り身を販売。このように店が二重構造になっており、主に飲食店関係者が外側の売り場で、主婦たちが内側で魚を購入している。このスタイルを生み出したのが、社長の木村宏雄さんだ。1980年代、1店舗のみだった「きむら」は大手スーパーに太刀打ちできなかった。『スケールメリットを活かしやすい加工食品や日用品で戦っても勝てない。日持ちせず、扱いも難しい鮮魚を究めれば大手チェーンと違いが出せるはず』と鮮魚に特化する路線に舵を切った。そんな業績好調の「きむら」が今年2月、スーパーが群雄割拠する高松市内に新たな店舗をオープンさせた。ゆくゆくは四国全体への進出を目論む「きむら」は、この新店舗を将来の試金石と位置付けている。そのため、鮮魚の仕入れを一から見直し、新たな戦略に売って出た。果たして、その秘策とは!?
ダイエット指令!?健康に特化して勝つ
広島県を拠点に64店舗を展開する地域スーパー「フレスタ」。2014年から、"ヘルシスト(最上級の健康)スーパー"というスローガンを打ち出している。約4500人いる全従業員の名札には、『1日1万歩!』『禁煙します』などといった、それぞれの健康目標が。さらに、健康を売りにしたプライベートブランド商品「Bimi Smile」を開発・販売している。この健康スーパー路線を主導したのは、社長の宗兼邦生さん。『高齢化社会を迎え、健康は客にとって、より一層欠かせないものになってくる。健康に特化すれば"フレスタでは健康的なモノが買える"と認知してくれるはず』とにらんだ。健康スーパーを掲げるなら、従業員も健康でなくてはならない。メタボリック症候群と診断された社員には、提携する病院の指導のもとダイエットを促すなどの取り組みも。実際に、30kg以上の減量に成功する社員も出るなど、成果が出始めている。果たして、そのダイエット法とは?そして今回、フレスタは、売上が停滞し始めている健康PB商品「Bimi Smile」の起爆剤として、新たな商品の開発を進めることに。目指すは、"健康的でありながら、お財布にもやさしい"商品。これまで、健康に配慮した商品を作る場合、どうしても値段が高くなってしまうことが避けられなかった。この課題をどう乗り越えるのか?その取り組みに密着した。

今週の一曲

あの場面でかかっていたあの曲はなに?
ガイアの夜明け音楽効果担当が今週のピックアップ曲を紹介します。

アーティスト
fox capture plan

曲名
FRAGILE #2

アルバム
FRAGILE

本編3分15秒。
福岡県うきは市にある地域スーパー「サンピット」
人口減少き危機感を抱き、学習塾を運営したところ、生徒の学力だけでなく、スーパーの業績も黒字へと回復したという。

このシーンで使用している曲は「FRAGILE #2」
日本のジャズパンド「fox capture plan」のアルバム「FRAGILE」に収録されている。