日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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201196 放送 第482

シリーズ 復興への道 第(12)弾 福島を生きる

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東日本大震災からまもなく、半年。震災・原発事故に見舞われながらも、故郷の再生を信じて闘う、福島の「不屈の企業」を追う。放射能汚染の現実と向きあいながら、いかにして事業継続し従業員の雇用を守ろうとしているのか?警戒区域に指定された、浪江町にある老舗ショッピングセンター運営会社。84年にも渡り、地元商店と共に商いを続けてきた。独自の品ぞろえと、顔の見える接客サービス。大手ショッピングモールが出店をためらうほど、絶大な支持を集めてきた。商圏自体が消滅の危機にある中、避難所などで散り散りになっていた200人の従業員が、半年を経て再び集結。新たな「商圏」を福島で作るべく動き始めた。一方、南相馬市では、地元に伝わる伝統の和菓子「凍み餅」を作る親子。多くの中小企業が操業停止、廃業を決断する中、「餅を作る技術と味があれば、絶対に負けない」と事業継続を決断。自分たちが生き抜くことが福島の「中小企業の光」になると、知恵の限りを尽くす。あきらめない親子に、被災地以外から支援の手が挙がるなど予想外の展開が...復興シリーズ第12弾。震災半年の節目は、希望を捨てない、福島の企業たちの闘いを追う。

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放送内容詳細

地元の絆で再生を!浪江町・老舗ショッピングセンター

福島県・浪江町にある「マツバヤ」は、30年以上に渡り地域密着型のショッピングセンターを運営。人口2万人の小さな町で従業員200人、年間売上高36億円を誇る。 衣料品から靴、バックなど、地元の婦人客のニーズを知りつくした品揃えと、顔の見える対面販売で圧倒的な支持を得てきた。大手のショッピングセンターも、この地域への進出をあきらめるほどだ。しかし、原発事故で状況は一変。原発から8キロの浪江町は警戒区域に...。従業員、客ともども、離れ離れの状況が続いていた。浪江町で商いをすることが、事実上、不可能になってしまったのだ。
そんな状況にあっても、松原社長、総務部長の中里さんはあきらめていなかった。従業員200人の雇用を守り、事業を存続する方法を自らも被災しながらも模索。だが、警戒区域に入り、商圏自体が消滅の危機にある浪江町では、商売はできない。その時思いついたのが、避難所や仮設住宅に散り散りになっている馴染みの客に向けて、 ネット通販をするという試み。自分たちが強みを持つ、シニア・ミセスをターゲットにしたネット通販。しかしこれでは200人の従業員を維持するのは難しい。得意としてきた、リアル店舗での対面販売を求める社員との間で、溝が生じてしまう事態に。
原発8キロのショッピングセンターで働いていた200人。どんな選択をするのか

福島の光に...南相馬の和菓子店、いかにお袋の味を守ったのか?

福島県南相馬市に和菓子屋「木乃幡(このはた)」。客の目の前で上揚げる、凍天(しみてん)とよばれる、菓子が人気だ。ドーナツのような衣の中に入っているのは「凍もち」(しみもち)と呼ばれる「もち」。この「凍もち」は、福島県では農家が1月から2月の寒風を利用して作ってきた、伝統的な保存食。福島でこの凍みもちを作り続けてきたのは、木乃幡のみ。政府は4月22日、福島第一原発から20キロまでを「警戒区域」として、立ち入りを原則禁止すると発表。木乃幡の本社と工場、更に自宅は、南相馬市の警戒区域の内側1キロほど入ったところにあり、木幡さんたちは、生産設備をすべて置いて避難をせざるを得なかったのだ。木幡さんは、福島市内に一軒家を借り上げ、避難している。妻と子供2人。さらに妹家族(夫は津波で他界)と両親と合わせて10人暮らし。木幡さんの父は、社長の喜久雄さん。一代で「木乃幡」を立ち上げ、母の味だった凍みもちを、人気商品として成長させた。「売上高の40%は凍み天、うちの柱」と語る。南相馬市の中小企業はおよそ1200社。うち警戒区域には350社近くある。多くは、操業開始のめども立たないまま、半年が過ぎようとしている。しかし、「木乃幡」は自分たちの独自商品、「凍み餅」を作り続け、消費者に売ることをあきらめなかった。放射能汚染が進み、家族を移住させる決断に迫られる日々...それでも、この夏、彼らは新規出店をある場所に果たすことができた。
中小企業の彼らはいかにして、極限下にある福島で伝統の味を守り、事業継続を果たすことができたのか?そして、困難を克服しながらも前に進む、「木乃幡」親子の奮闘から見えてきたものとは?

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト ギルバート・オサリバン
曲名 TOMORROW TODAY
アルバム ベスト・オブ・ギルバート・オサリバン

本編31分32秒。
福島市の和菓子屋「木の幡」が生み出した「凍天」。 この商品を紹介するシーンで使用している曲は「トゥモロウ・トゥデイ」。アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ギルバート・オサリバンが1992年に発表した楽曲。

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