毎週火曜日
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201836日(火)放送 第805

ニッポン転換のとき〜住宅編『中古』に価値がある!〜“新築信仰”に挑む〜

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 都会へ出て来た人たちが抱える、「実家の相続問題」。親が亡くなったり、施設に入ったりして実家が「空き家」となり、それを相続した人が頭を抱えているのだ。駅から遠い、築年数が古い、人口が少ない地方にある...。誰も住まなくなった"古巣"を、売却したくてもできないケースが多いという。  日本全国の「空き家」はいま、およそ800万戸。それが15年後には、2100万戸に...。3戸に1戸が「空き家」の時代が、もう目の前に迫っている。一方で、今も続く、新築の戸建てやマンション建設。戦後から根強く残る「新築信仰」はいま、転換を迫られている。問題解決の決め手がないなか、ある企業が新たなビジネスで、「空き家問題」の解消へ向けて動き出していた。それは「中古」物件に価値を生み出す、という戦略。果たして、その挑戦の行方は...?

放送内容詳細

駅から遠い、家が古い…でも売れる”秘密”とは?

4年連続で中古物件の販売数ナンバーワンに輝く企業がある。地方の空き家の再生を手がける「カチタス」(群馬県桐生市)。年間の取り扱いは3800戸と、二位の十倍以上の規模を誇る。カチタスが手がける物件はほとんどが築30年以上で劣化の激しいものばかりだが、台所やトイレ、風呂場などの水回りは基本的に全部取り替え、リフォームして販売していることが売りだ。価格も1000万円台で、買い取ってリフォームした家の97%が、1年以内に売れるという。
裏にはカチタスならではの「強み」があった。中古物件から、誰も気づかない”価値”を見出し、磨くのだ。最近、リフォームに取り掛かったのが、とある地方の空き家。築40年ほどで、買い手はつかない状況だ。カチタスは一体どうやって、この空き家に”価値”を生み出すのか?

中古住宅に宝が眠る? ”レアもの”で家の価値を上げる!

長野県諏訪市の商店街にある3階建てのビル。1階にはおしゃれなカフェが入るが、その隣には、古びた材木がずらり…。すべて、中古住宅から集めて来た「古材」だ。ここは2016年秋にオープンした「ビルディングセンタージャパン」。建築デザイナーの東野唯史(あずの・ただふみ)さんと妻の華南子さんが運営し、今では手に入らない良質な木材や建具を販売している。解体現場で、処分されるはずだった良質な”廃材”を何とかして再活用したい、という思いからだ。
 これまで、集めた古材は飲食店やゲストハウスといった商業施設で使われていたが、新たな挑戦は、中古の住宅で使うこと。商業施設だけだと、古材を再利用する現場が足りないのだ。しかしその前には、日本の「新築信仰」という大きな壁が…。東野さんたちは、それを乗り越え、中古住宅に新たな”価値”を生み出すことはできるのか?

今週のピックアップ曲
― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト 清水靖晃
曲名 点火
アルバム 55歳からのハローライフ

ご購入はこちらから(外部サイト)

本編7分47秒。
売却は難しいと思われた築38年の古い一軒家。
唯一買い取りの返事があったカチタスは、果たしてどのような査定をするのだろうか。

このシーンで使用している曲は「点火」
清水靖晃氏によるサウンドトラック「55歳からのハローライフ」に収録されている。

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