• 若手育成法もスゴ技な町工場!

11/2 #056「町工場のスゴ技を伝える」
北嶋貴弘さん

TOKYOガルリ。私のギャラリーへようこそ。
今回はへら絞りという技術を得意とする金属加工の会社、北嶋絞製作所(きたじましぼりせいさくしょ)代表取締役の北嶋貴弘さんがいらっしゃいました。

へら絞り加工とは回転する平面状の金属版に「へら」と呼ばれる棒を押し当て、変形・加工していく手法です。
微妙な体重のかけ方や、微妙な「へら」の当て方で、金属を巧みに変形させていきます。
その技術で、おしゃれなタンブラーから航空機やH-Ⅱロケットの部品まで作っているんだそうです。

北嶋さんはこの道20年のベテラン。しかしそんな北嶋さんもへら絞りを始めた当初は、頭では分かっていても体が思うように動かず、失敗を繰り返したそうです。一般的には一人前になるまで10年もかかると言われている技術なんだそうです。

現在、北嶋絞製作所では18人の従業員が現場で働いているそうです。
従業員について北嶋さんは「みんな好きで入ってくるから、覚えるのも早いし、めちゃくちゃ頑張ってやってくれている」と話します。

北嶋さんは若い従業員にいつも「やってみな」と言うのだそうです。失敗してもいいからまずはやらせる。
それが北嶋さんの指導方針なんだそうです。とは言っても、材料は高い物だと50万~100万円もするそうですし、失敗したら材料も無駄になってしまうので、私だったら困ってしまうかもしれません。
しかし北嶋さんは、やってみて成功すれば得るものは大きいので、材料費のことは考えなくて良いからどんどんやりなさいと従業員に話しているそうです。思わず「すごーい」という言葉が出てしまいました。

北嶋さんに若い方へ伝えたいことを聞いてみました。
「やっぱりみんな目が行くのは大企業だけど、中小企業や小さな町工場も良いよって伝えたい。中小企業や町工場が縁の下の力持ちになっているから大企業も成り立っているということを分かって欲しい」と話して下さいました。

お話を聞いていて、中小企業や町工場にはやりがいのある仕事がたくさんありそうだなと感じました!

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