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第1話 『亜希子さんと少女と芥川龍之介』

<里香と裕一の出逢い、そして始まる奴隷生活>

2006年10月2日放送

高校2年の夏、急性肝炎で入院している戎崎裕一(橋本淳)は、一月もすれば体が動くようになり、夜中に頻繁に病院を脱け出しては、親友の世古口司(中山卓也)の部屋へと遊びに行っていた。が、ある朝、脱け出したことが担当看護師の谷崎亜希子(吉野公佳)に見つかり大目玉を食らってしまう。
それも、裕一が密かな恋心を抱いていた名前も知らない少女・秋庭里香(石田未来)に、その情けない姿を見られてしまったのである。ショックを受ける裕一だったが、なんと亜希子から思わぬ申し出が。里香の話し相手になってくれというのだ。願ってもないチャンスに心踊る裕一だったが、里香はとんでもなく自分勝手でワガママな小悪魔的少女だった。


第2話 『僕たちの終わりある世界』

<多田の遺言、込み上げる熱い想い>

2006年10月9日放送

相変わらず里香のワガママに振り回され続ける裕一。だが、里香が心臓を患っていることを知り、複雑な想いに。里香の手術は成功率の低い難しいものだという。そんな里香が裕一に、今は亡き父親に幼い頃に連れて行ってもらった砲台山にもう一度行ってみたいと告げる。
里香の父親も同じように心臓を患っており、手術をする前、その山へ里香を連れて行ってくれたからだった。里香は、そこへ行けば覚悟が出来るかもしれないと思っていた。そんな中、隣の病室に入院していた多田が死んだ。多田の突然の死に、「今は今しかない」という想いに駆られた裕一は、真夜中にも関わらず、里香の病室へと向かった。

第3話 『砲台山へ至る道』

<半分の月の下、明かされる覚悟の意味>

2006年10月16日放送

里香の病室へとやってきた裕一は、里香を砲台山へと誘う。亜希子に見つかるものの、司の協力もあり、里香と裕一は病院を脱け出すことに成功。だが、頂上に辿り着いた里香は、裕一に死ぬ覚悟が出来たと告げる。生きるために難しい手術をする覚悟がしたいのだと思っていた裕一はショックを受け、必死に里香に対する自分の想いを伝えようとする。が、ここ最近の寝不足がたたり、裕一は、その場に倒れてしまった。そこへ、里香の名を呼ぶ男が駆け寄ってくる。その男は、里香の担当医の夏目吾郎(岡田浩暉)。あからさまに裕一の存在を快く思ってない夏目の態度に、医者と患者の関係を超えた何かを感じ、二人の関係が気になる裕一。そんな中、里香に、多田から相続したエロ本の山が見つかってしまう。

第4話 『戎崎コレクションの終焉 そのいち』

<裕一絶体絶命! 交叉する許せない想い>

2006年10月23日放送

多田から相続したエロ本のコレクションが見つかってしまった裕一は、里香から口をきいてもらえなくなってしまう。事情を話して何とか許してもらおうとする裕一だったが、幼い頃から入院生活を余儀なくされている里香は、純粋すぎるせいか、なかなか聞く耳すら持ってくれない。あの手この手で里香に話しかけても、ことごとく無視され続ける裕一。そんな裕一を見かねた亜希子が一肌脱ごうと、屋上に裕一と里香を呼び出した。だが、いいところで必ず夏目の邪魔が入る。なぜそこまで二人の邪魔をするのか納得の出来ない亜希子は夏目を呼び出し、問い詰める。

第5話 『戎崎コレクションの終焉 そのに』

<戎崎コレクションの終焉、そして、夏目の葛藤>

2006年10月30日放送

裕一の発言が原因で里香の大事な本を病室から落としてしまう。責任を感じた裕一は、雨の中、朝までかかって里香の本を探し続けたが見つからなかった。その上、裕一は高熱を出してそのまま寝込んでしまう。そんな中、里香が裕一の病室に見舞いにやってきた。裕一に優しく接する里香。里香は、裕一が雨の中、本を拾ってきてくれたと勘違いしていた。だが、そのおかげで、裕一は、多田から相続を受けた戎崎コレクションを全部燃やすことで許してもらえることに。万時うまくいくかと思っていた矢先、泥酔した夏目が裕一の病室に乱入し、いきなり裕一を殴り始める。

第6話 『零れたものと拾ったもの』

<里香の笑顔、その奥に秘められた想い>

2006年11月6日放送

写真を撮ってほしいという里香のために、裕一は病院を脱け出し、カメラを取りに家に帰ろうとする。が、またもや亜希子に見つかってしまう。
しかし、事情を聞いた亜希子は、裕一を車で送ってくれることに。

家からカメラを取ってきた裕一は、いろんな表情の里香を次から次へと撮りまくった。と、不意に淋しい顔をする里香。その視線の先には、制服姿の男女が歩いている姿が。羨ましそうにその姿を見つめ、裕一を不憫に思うと告げる里香の言葉に、やるせない想いで病院を脱け出す裕一。
裕一が向かった先には、幼馴染みの水谷みゆき(柏木貴代)が待っていた。

第7話 『一日だけのスクールライフ』

<1日だけのスクールライフ>

2006年11月13日放送

里香に少しでも多く笑っていてほしい、そう考えた裕一は、みゆきに制服を貸してくれるように頼みこんだ。里香に制服を着せて、学校生活を体験させてあげようと思ったのである。

白昼堂々と病院を脱け出し学校へと向かう裕一と里香。司、みゆき、山西保(中川真吾)たちにも囲まれて、たった1日だけでもスクールライフを味わえたことを喜んだ里香は、裕一に、生きるための手術を受ける覚悟が出来たことを伝える。里香の気持ちが前向きになったことが嬉しい裕一。だが、その一方、病院内では大騒ぎになっていた。里香はこの日、手術を受けるための精密検査をしなければならなかったのだ。

第8話 『とめられた一分 前編

<幸せのひととき、忍び寄る悲しみの影>

2006年11月20日放送

里香を連れ出したことで、罰として病室前に正座させられている裕一だったが、里香と初めてのツーショット写真を撮ってご機嫌だった。だが、機嫌がいいのは裕一だけではなかった。里香も最近やたら機嫌が良かった。その理由を訊ねても、恍ける里香。
そんなある日、屋上で里香と二人きりになった裕一は、不意に里香を抱きしめたい衝動に駆られる。そんな裕一に、里香は『チボー家の人々』を差し出し、自分がいいと言うまで読んではダメだと告げる。
と、そのとき、里香が突然倒れた。そのまま意識を失った里香は、集中治療室へと運ばれてゆき、裕一は逢わせてもらえなくなる。

第9話 『とめられた一分 後編

<止められた1分、未来への約束>

2006年11月27日放送

亜希子の計らいで、1分だけ里香に逢わせてもらえることになった裕一だったが、目の前にいたのは、今までとは打って変わって、とても弱々しい姿の里香だった。
そんな里香の姿に言葉が出ない裕一。
それからというもの、弱った里香の姿にショックを受けた裕一は、まるで抜け殻のようになってゆく。
そんな裕一に、生きるために必死に頑張っている里香に情けない姿を見せるなと夏目が喝を入れる。
夏目の言葉に心を入れ替えた裕一は、再び亜希子の計らいで1分だけ里香に逢わせてもらう。

第10話 『灰色のノート』

<半分の月の下、残されたメッセージ>

2006年12月4日放送

 里香の手術の日がやってきた。里香は手術室に入る前、裕一に『チボー家の人々』を読んでもいいと告げる。だが、里香の手術中、『チボー家の人々』を読み始めた裕一は、その中に里香からのメッセージを見つけ、愕然とする。
自分はまだ何も里香に伝えていない。その想いに胸が押し潰されそうになった裕一は、フラフラと屋上へと足を運ぶ。半分の月が輝く下で、裕一は必死に里香の手術の成功を祈った。
長時間に及ぶ手術が終わる頃、再び手術室前に戻った裕一に、執刀を終えて手術室から出てきた夏目は、「最悪の結末」だと告げる。

第11話 『最悪の結末』

<禁じられた恋>

2006年12月11日放送

ICUから病室に戻れることになった里香だったが、裕一は夏目から警告を受ける。今後、里香の病室に近づいたら強制退院をさせるというのだ。それは、里香の母・里津子からの要望だった。
ショックを受けた裕一が病室に戻ると、出来たばかりの彼女にフラれた山西が窓から飛び降りて自殺しようとしていた。それを食い止めようとした際、頭を打ったショックで気を失った裕一は、里香が消えてゆく世界の夢を見る。
目が覚めた裕一は、たとえそれが夢だったとしても、このまま里香に逢えなくなってしまったらという想いに駆られ、病室を飛び出してゆく。

第12話 『僕たちの両手は』

<明かされる夏目の過去、そして、僕たちの両手は…>

2006年12月18日放送

里香に逢いたい一心で、里香の病室に向かった裕一だったが、寸前のところで夏目に制されてしまう。そんな夏目の行為を咎める亜希子に、夏目は自分の過去を語り始める。
夏目には、里香と同じ病気で亡くした妻がいた。残される者の苦しみを分かっている夏目にとって、裕一はもどかしい存在だったのだ。だが、亜希子の言葉で大切なことに気付いた夏目は、裕一に、運命も未来も自分次第だということを告げに行く。夏目の言葉に、裕一は、司、みゆき、山西の協力を得て里香に逢いにゆくことを決意。真夜中に、里香の病室の窓から忍び込み、里香に未来を誓う裕一。
だが、そんな裕一の行動に里香の母・里津子(長野里美)は激怒する。



テレビ東京