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バックナンバープロフィール番組コンセプト番組へのご意見、ご感想
2005/8/9 OA
解説者 久武頼正(アニメタルプロデューサー)
特別講師 マーティ・フリードマン(元メガデス)
ゲスト パッパラー河合

↑イエスのリフをかっこよくキメるパッパラーだったが・・・。

「下部構造が上部構造を支配する」 マルクス

「変拍子」という名の黒船が、
「ヘビメタさん」に襲来する。
異分子の侵入は、その構造自体も
変革させた。
異なるイデオロギーの激突が
「ヘビメタさん」に与えた影響は、
僕らをどこへ向かわせるのか?

誤解を恐れず書く。

心地よくも慣れ親しんだ「ヘヴィ」にも、
愛してやまぬ「メタル」にも、
あえて一線を画し、
「ヘビメタ」であることを選び、
苦難の道を行く「ヘビメタさん」。
かつて、「文学」を「ブンガク」と称した動きがあった。
「ヘビメタ」の旗を掲げた僕らの船は、
一体どこへ向かうのだろうか。
その地平の向こうにあるものは?

キングクリムゾン 
「LARKS‘ TONGUES IN ASPIC, PART TWO 」

(邦題 太陽と戦慄パート2)を弾きながら現れた男こそが
今夜のゲスト パッパラー河合その人であった。
直訳すれば
「肉汁でつくられたゼリー( ASPIC)の中の、ヒバリの舌 パート2」
を弾きながら、彼は現れたのだ。
狂気と快感に満ち溢れた即興サウンドと果てしなく硬いメタリックな音が奏でる世界を
「ヘビメタさん」に突きつける河合。果たして我らはともに理解し合えるのか?
異教の神の襲来に、我らは耐えうることができるのか?
・・・いやはや、実際・・・「背徳」だとか「掟」だとか、「暗闇」だとか「ドッキリ」だとか・・・
そんな世界に慣れ親しんだ我々にとって、あまりに難解なその世界よ!!
「肉汁」「ヒバリの舌」だけでは飽き足らず「パート2」まで付けられた日には、
もはや唖然とするしかないのであった。

いみじくも、熊田が口火を切る。
「なんか、のりにくいんですよねぇ。・・・ギター弾けますか?」
そんな失礼な物言いも、許されるというものだ。
なぜなら・・・
これからはじまるであろう奴らの進攻が起こす驚愕の展開を思えば・・・
奴らこそは・・・そう・・・・「プログレさん」!

「これはね、変拍子っていうね・・」やさしく熊田に説明するパッパラー。
しかし、こともなげに挑発の言葉を繋ぐ・・・
「今はねぇ、ヘビメタの時代じゃないんですよ。プログレの時代なんですよ。

そんな、「プログレさん」に対して、我らが「ヘビメタさん」マーティが吼える。
「ちゃうわ!ちゃうわ!ちゃうわ!俺だって、変拍子弾けるよ!!」と。

かくして、今宵、「ヘビメタさん〜プログレ祭り〜」が幕開けするのだった!
コーナーは、プログレ対ヘビメタの異次元バトル「リフ番長決定戦」へと雪崩れ込む。

「さて、そんなわけで今夜は変拍子で行こう!ということですが、パッパラーさん自信の程は?」
そんな鮎貝の問いかけに・・
「ビデオ見て、練習しました。癖は覚えました・・・熊ちゃんのと、パッパラー。
「熊ちゃん・・・・初対面なんですけどね 今日が・・・苦笑と、癖を覚えられた我らの女王も返す。

H-1
さすがに「プログレさん」が先取するクリムゾン。
「すごい・・なんかバリバリヘビメタじゃないですか。知らなかった・・・」
素直に感嘆するマーティ。
「ロバート・フリップはねぇ、(クリムゾンは)プログレバンドなんですが、ヘビメタバンドだ!って言ってるんですよ」
パッパラーの説明に、プログレの新たな魅力が垣間見える。
「学習しました」とマーティ。
友好的なファーストコンタクト。

H-2
熊田の口リフが炸裂するやいなや、「わかった!わかった!」とマーティ。
「ラッシュのライムライトだよ・・・いい曲だよ。これは・・・」とマーティ。
その回答の早さに、女王熊田も感嘆する。
「少ししか歌ってないんですよぉ・・・よくわかりましたねぇ」と熊田
「そうですね」とマーティ。
「しかも・・・・作ってるんですよ・・あたしと熊田のカミングアウトに
「うん・・・慣れてる」とマーティ。
さすがに「ヘビメタさん」連合軍・・・習うより慣れろ!である。

そしてH-3
「はいはい!」勝負をかけたパッパラーが勢い良くギターに手をかける!
が、し・か・し・・・・・果たしてパッパラーの手は止まったのだった・・・
その指は、一音・・二音・・三・四音・・と、・なにかを探すかのように、ゆっくりとしたメロディーを
奏で・・・いや、奏で・・・ない!
「いや、あのね、学生のときコピーしてなかったの。これ。だからここまでしか弾けない
そんなパッパラーのカミングアウトに
「ここまでって・・・全く弾けてないですよ 笑」と笑顔の鮎貝が指摘する。
棚ボタ式に正解を奪取したマーティ。

つづいてH-4
途中まで弾き「うーん、あとどうやって弾くかわかんないけど、メタリカのマスター オブ パペッツだよぉ」
マーティー。
おなじみマーティによるメタリカ
「メタリカを弾くマーティは、いつも・・新鮮だなぁ」と、鮎貝も反応する。

そして、ファイナルヒート
「ズルズルズルズル〜」熊田の珍妙なリフが炸裂し、パッパラーが逆転を狙う。
「プログレさん」、パッパラーの奏でる見事なる演奏。
「かっこいいですね」そんな声もあがり、もはや勝利は確定したとさえ思えたファイナルヒート。
「かっこいいでしょ・・・」とパッパラー・・・しかし・・・なぜか・・・熊田を見つめたまま、固まるパッパラーの姿・・・
・・・・「あれ??????」
「いや、題名ね・・・題名・・・えーっと・・・・イエスの・・・・シベリアンカートゥーン!」
「違うよ!ハートオブザサンライズ」とマーティ。・・・・
かくして、試合に勝ちながら、勝負に負けたパッパラーであった。
「ジャララ ララン ジャララランは、三日に一回聞いているからねぇ・・でも曲名覚えてないんだよ
そんな敗者の弁であった。

熾烈な闘いの、そのあとで、勝者マーティへのメタルドールズからキッスの儀式がはじまった。
いつものように勝者の両頬へとがちかづく・・・しかし!
いつもなら、同時に聞こえるツインキッス・・・なぜか今夜は呼吸の合わぬメタルドールズ!「ブチュ・・・・ブ・・ブチュ」
「タイミングおかしいじゃん!」「変拍子だ!!」・・・・もはや東京メタルドールズさえも、プログレさんの変拍子に
侵食されていた・・・・恐るべし 「プログレさん」

そんな動揺を隠せぬ東京メタルドールズ、リーダー鉄子に、パッパラーが声をかける。
「・・・・・シャラポア・・・じゃないよね?」
・・・・「違う」ハスキーボイスで答える鉄子の、赤く染まった頬に「女」を見た・・と言ったら言い過ぎであろうか?

ともかく・・・なにかが・・・・なにかが違う・・・・今夜の「ヘビメタさん」
・・・・少しづつ・・・少しづつ・・・・何かが・・狂い始めた・・・・・・・・・真夏の夜・・・・



今週の プログレVSヘビメタ リフ番長異種格闘技戦
でお届けした曲

King Crimson「21st Century Schizoid Man (Including Mirrors)」
Rush 「Limelight」
Led Zeppelin 「Black Dog」
Metallica 「Master Of Puppets」
Yes 「Heart Of The Sunrise」

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↑おもしろくてためになる、パッパラーのプログレ談義

「今夜はロックのお勉強をしましょう」
と、微妙にマイナーチェンジバージョンの
今宵の当コーナー。

中一から、音楽を聴き始めて、
そのころからプログレ一筋の
ひねた子供時代を過ごし、
それでも弾くのは「かぐや姫」だったりもした
「プログレさん」パッパラー河合を迎え、
プログレの魅力が炸裂する。

RUSHの登場に、
「全然、歌が始まらないんですけど・・・」と熊田。
「これは始まらないんですよ・・インストルメンタルなんです」
「じゃぁ、マイクいらないってことじゃないですか・・・」と熊田の素直な感想。

ここで、パッパラー先生が、プログレの魅力ポイント、二つを挙げる。

(1) 「歌がないほど高尚です」
(2) 「なるべく曲がながい(のがいい)」


つづいて、イエスの登場だ。
今夜は「プログレ祭り」とばかりに、我らが「ヘビメタさん」も、
プログレ談義に花を咲かせる。
「この Roundaboutは、シングルで全米チャート入りしたんですよ。
A面が曲の半分で、B面がその続きでしたよ」
とマーティもすっかりプログレさんに理解を示す。
そして、久武の言葉が、イエスのアーティストとしての偉大さを裏づけする。
「彼らが、プログレの元祖だってことはわかるんですが・・
そもそも、プログレをやろうって思ってたわけじゃないんです!
彼らが、やりたい音楽性を、彼らが押し進めていくうえで、
プログレッシブロックという言葉がでてきたんですよ。」


ぁ、なんと素晴らしき偉大なるロックの神よ。
イエスの魂・・・・それは、まさに妥協を徹底的に拒否したその精神性なのだ。
その純粋なる精神が、プログレというジャンルを確立した・・・
素晴らしきは、その魂・・・・2005年の今、「ヘビメタ」というジャンルの
再構築を目指す壮大なる実験場に立ち会う我らこそ、見習うべきなのではないか・・
とは言い過ぎであろうか?いや、言い過ぎではあるまい。

「ボクなんかの記憶だとOwner of a Lonely Heartを、思い出しますね」
そんな鮎貝の言葉に、マーティは答え、ギターを奏で出す。
スタジオは、プログレの・・イエスの・・その偉大さに包まれていた・・・・
そう・・・一人の男を除いて・・・・
「パッパラーさん的には・・・・あれ?久武が言葉を止める。
全員が、盛り上がる中、無口に・・そして渋い顔で・・心ここにあらずの表情で
一点を見つめるパッパラー。
皆の注目が集まる中、その重い口を開いた・・・
「これはね・・・・これはね・・・・売ったわけですよ!魂を!苦渋の表情のパッパラー
魂の叫び!!
「言うと思った!言うと思った!」マーティの嬉々とした合いの手が入る。
「プログレファンは、みんな言うと思うよ。
ポップスかよ!・・・お前の目指したのはポップスかよ!って」つばを飛ばし、堰を切ったように話し出す。
「どこが悪い!」マーティのそんな言葉も聞こえないかのように、
パッパラーは、自分の愛したプログレを語りだした!

「ポップスなんて、ライトな感じがするんですよ!
もっと・・陰鬱な感じですよ!
陰鬱な雰囲気を持ってるんですよ(パッパラー先生のプログレ魅力第三のポイント)
クリムゾンとか聞くときはね、耐えるんですよ!
ホントに、ソロとかひどいんですから・・・・・・・・・
最後のアルバムで、ボクが泣いた曲がある。」

「スターレスですか?」久武
「そう!ロバート・フリップのギターソロがはじまるんですよ」
そういうと、陰鬱な、そして怪しげな、盛り上がりなどまったくない硬いメタリックな音を弾きだした・・・
「これがねぇ!五分ぐらい続くんですけどね・・そしてだんだん盛り上がっていって・・」
「盛り上がるんですか・・それ?」と熊田
「もう、最後は大盛り上がり大会!そこで!バァアアアアアアって涙がでるんですよぉぉ!!!」
一気に想いをぶちまけるパッパラー。
久武がフォローする。
「だから・・逆に言うと・・・曲が長ければ長いほど、耐えたぶんのカタルシスがでかいんですよ」
耐えの美学!・・・・これぞプログレの真髄!耐えよ!泣きたければ・・・耐えよ!!!

「・・・・耐えるものなんだ・・・音楽ってすごい楽しいものだけ、想像してたんですけど・・・」恐れおののく熊田。

「だから、最近の!サビ サビ AB サビ サビ 間奏 サビ サビ サビダッシュ!みたいのさぁ
なんなんだろう・・・こーゆーの!ってなるわけですよ!・・・・・・・まぁ、
ボクやってたんですけどね 笑
・・生活もあるからね・・・」
と、一気に生活臭を漂わせる偉大なるパッパラーであった。

そんなプログレ一色に染まった雰囲気の中

画面には・・・なんと!

アークエネミー、マイケルアモットの姿が!
メロディックデスメタルの雄が!
「ネメシスDEATH!」とカメラに向かってコメントを残す。
そのDEATHは、日本語か?英語か?といったシュールさ漂う中、
スタジオはデス声が響き渡る!
ドイツ人女性ボーカル アンジェラ・ゴソウ が女性とは思えぬデス声を炸裂させる。
暴虐!残虐!神に盾突く反逆の狼煙を!

「どことなく、メタルドールズに似てるよね」鮎貝の問いかけに、またもや頬を染める鉄子
デス声は無理でもハスキー声なら定評があるだけに、
今後の活躍に期待するところだ。

「河合さんはどうですか?こういうのは?」
そんな問いに
いいんじゃん。・・・ラップとかは好きじゃないんだよ。‘なんとかだyo’ てさぁ・・・
ニナ・ハーゲン思い出したね。
やっぱ激しいのはドイツ語なんだね」

「いや・・・これ英語ですよ」そんな冷静な鮎貝の突っ込みに・・・

「・・・・そうなんだ」と、パッパラーの弁・・・・・・

それにしても今回の当コーナー。
プログレをめぐる熱いパッパラーの魂の叫びが聞けた
充実のコーナーであった・・・・しかし・・・・・

その充実っぷりが、「ヘビメタさん」にその後大きな傷跡を残すことを
誰一人として予想するものはいなかった・・・・
・・・・・あの・・・ディレクター氏を除いては・・・・・・


今週の スクール・オブ・メタル
で紹介した曲
(1) Rush 「YYZ」
(2) Yes 「Roundabout」
(3) Arch Enemy 「Nemesis」

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↑ヘビメタさんのために緊急来日した“エアロざます”

なのだろうか・・
私を襲うこの感覚は?
背筋を伝うこの感覚は?

エアロ緊急ライブと名打った
このコーナー・・・・

私を襲うゾクゾクとした感覚。

はっきりと書こう・・・
・・・・これは・・・「寒さ」?・・・いや・・
しかし・・・それだけではない奇妙な感覚・・

結論から言おう。
エアロはエアロでも、
スミスではなかった・・・・
・・・・・ざます。だった・・・

VO:スティー文平(グラフィックデザイナー)
G:超ペリーのお願い!
G & Key:ブラッドえ?リタフォード(内職に精を出す主婦)
B:呑むハミルトン
Dr:三井クレイマー(主婦)

から、成るトリビュートバンド「エアロざます。」!

エアロ(ざ)エアロ(ス)の曲をやり、
ヘビメタさんの出演者達がのりまくる。
特別記者会見と称し、
腕に報道の二文字をかかげ、
ざます。に質問をぶつける!

なんなのだ!?このコーナーは!?何を企んでいるのだ!
この「ゆるさ」は!?この「寒さ」!?すべてがシュール。目的が見えぬ恐怖!

しかし・・・・コーナーが進むにつれ・・・・私は確信にも似たひとつの結論がうかんできた。
「寒さ」?・・・いや!これは単なる「寒さ」ではない。強いて言えば
「ウォーミー」な「寒さ」・・・・・

なんなのだろうか?このすべてを暖かく包み込むような「寒さ」は?
「ゆるさ」「ベタさ」が渾然一体となり、至極の世界を現出させる。
「ヘビメタさん」の新たな一面。これもまた「ヘビメタさん」なり!

果たして、特別記者会見は行われた・・・究極の・・即興コント!が。
それも・・・・笑いの素人によって!!・・・・・・・・
DJ・・グラビアアイドル・・ミュージシャン(米国人)・・ミュージシャン(日本人)・・音楽プロデューサー・・
彼らが、織り成す至福の時間・・・

↑緊急記者会見で“エアロ”に質問する報道陣
鮎貝「えー、それでは、記者の方の質問を受け付けます。」
エアロを前にして、挙手をする記者達・・・

鮎貝「じゃぁ、まず・・そこの毛のない・・・いや毛の少ない方
同年齢仲良し二人組みのかけあいから、それははじまった。
久武「はい・・・じゃぁ、ライブのない日は何を・・・」

ざます「主婦です」

鮎貝「他に質問は?・・じゃぁそちらの女性の方」
熊田「はい。週刊グラビアの熊田です」
第一のボケが発動する。
熊田「衣装はどうされているんですか?」

ざます「手作りです」

鮎貝「他に質問は?・・・・じゃぁ、そちらの異国の方
マーティ「はい」
苦笑しつつ、マーティによるボケ発動
マーティ「えー、西新宿にすんでるの、変なアメリカ人のマーティです・・・・
      ボクは、メガデスと言うバンドにいたんですけど、
      毎年、200本ぐらいのライブやってたんですよ。エアロは何本ぐらいですか?」

ざます4本・・・・まぁビッグなんで・・4本あれば十分かなと。」

鮎貝「キャパシティーが違いますからね。」
熊田「数じゃないですね」
河合「どんなとこでやるんですか?やっぱ30万人ぐらい入るところで・・・」
そんなパッパラーの質問をさえぎり、厳格なる鮎貝の仕切りが入る
鮎貝質問のある方は、挙手でお願いします・・・・・じゃぁそこの、サッカーっぽい方」
河合「すいません・・・・じゃぁ、どんなとこで?」

ざます「目黒にあるドームですかね」

全員「あぁ目黒ドームですねぇ」

鮎貝「はい!以上を持ちまして、来日記者会見の方は、終了させていただきます。
    ありがとうございました!」

えっ!?・・・終わり?

気づけばメタルドールズが、後ろでカメラのフラッシュを焚いているではないか・・・
総員参加の異次元空間!
何をもって「オチ」なのか!
歪んだ異空間の発する究極プレイ・・・・私は、圧倒的なシュールさに・・・
感動すら覚えるのであった・・・・・

ビバ!「ヘビメタさん」・・・・・・行き着くとこまで行け!勝利は我らにあるのだ!

素晴らしきは、エアロざます。・・・・ロックを我らの手に取り返せ!
主婦だからこそのロック魂!・・・・・我らこそが・・「ロック」だ!

エアロ・・追加公演決定・・・・

9/7(土) 福生チキンシャック


年4回の貴重なライブを・・・・見逃すんじゃない!



今週の LIVE IN JAPAN
演奏曲目
エアロざます
○ Back In The Saddle
○ Walk This Way
○ Mama Kin
○ Toy In The Attic

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「メタルの魂は日本にある」
そんなマーティの一言からはじまった
このコーナー。

今回は都はるみ「好きになった人」・・

「どこがメタルか教えてあげるわ」
そう言うと、
マーティは弾きだした。
禍々しいほどの、
疾走感を撒き散らしながら・・・

激走チューンナップ全開の
「都はるみ」
時に、海老反り、全身全霊で歌い上げる。
重要なフレーズをうなり声で歌うはるみの「うなり」・・・
うなる!うなる! うなる!
「普通のおばさん 」なんかじゃない!

躍動するはるみの魂・・・

「スレイヤーが出ましたネェ」そんな久武の言葉に
「イントロのメロディーはすごい典型的なヘビメタルリフですよ。
ひょっとしたら・・・都はるみさんの好きになった人は
・・・・・・
ケリーキングさんかもしれない!」マーティーは言葉を繋いだ。
「でも・・実際、都はるみさんとスレイヤーがセッションしたらすごいですね」
鮎貝の感嘆ともとれるその問いに
「ど〜なるんだろう!」嬉々として答えるマーティ。
「でも、せっかくだから、パッパラーさん、セッションをしましょうよ」とマーティ
かくして、「ケリーキング」を好きになった「都はるみ」の世界が
二人のギタリストによって現出することになった。
鮎貝「じゃぁ、河合さん・・・手はこれで、気合入れて・・・」ヘビメタさんならではの、メロイックサインを掲げる。
パッパラー「あぁ・・・・これ、まことちゃんとは違うんですね
かつて、ロニー・ジェームス・ディオが、その祖母より伝えられたという魔除けのサイン。
もはや、HMを信奉する信者の共通サインなのDEATH!
ある意味・・・まことちゃんでも構うまい・・・なぜなら、まことの魂は、メタル者として「許せる」からだ。
ビバ!ビチグソロックDEATH!

ともかく・・・新生「好きになった人」が、血液を沸騰させるほどの
重量感で、一気に畳み掛けてくる。
最狂の・・最速の・・暴虐なほどの・・そして残酷なる

そこまで人を愛すのか・・・愛するということは・・・そこまで禍々しくも圧倒的なのか!
「好きになる」ということの・・その激走する魂!ぶつけろ!重すぎるその想いを!
相手を叩きのめすつもりで・・・ぶつけるんだ!
かつて、「男はつらいよ」でマドンナを演じた都はるみは、
今夜、ケリーキングに想いをぶつける。

「旅と女と寅次郎」その副題ならぬ
あたかも「旅と女とスレイヤー」といった趣の激烈チューンの「好きになった人」

↑メタル『好きになった人』を激奏する
マーティ&パッパラー



・・・・・・重い・・・・うざすぎる愛に・・・・
おそらく最狂のギタリストもこう言うはずだ・・・
「ケリーもつらいよ」と。

さて・・・いい「オチ」もついたところで、
番組は、いつものように「ヨーコの一本」へと進む・・・・はずだった・・・・しかし

もはや・・・

忘れていた・・・・

プログレさんの毒牙が・・・

今・・・・ヘビメタさん・・・を・・・狂わせ始める

今週の メタル魂IN JAPAN
で紹介した曲
都はるみ「好きになった人」

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何事もないように、いつものように
「ヨーコの今夜のいっぽん」がはじまった。
ヨーコの抑揚のないいつものコメントがはじまる。

「今夜のいっぽんはDEAN マイケル・シェンカーモデル・・
とってもかっこいいギターなんだけど・・・」

あれ?何?その感じ?
いつもの熱くるしい言葉は・・・?かっこいいギター?・・
・・なんだけど?
「パッパラーさんの
プログレ話が長すぎたから
今夜はこれで・・お・し・ま・い」・・・
・・・・・曜子の笑顔が画面に広がる・・・・・なんと・・なんと
プログレ・・・番組構成自体・・変拍子とは・・・
凄まじきは「プログレさん祭り」・・・
とはいえ・・・
すっごく短いじゃないかあ!
わーーーーーーーーーーーーーーーーっ(抗議)!
プログレ長いのはわかったけど、話も長いじゃん!
だから、今夜のヨーコは削られちゃったじゃん!!
っていうか、”神様” のギターだぜ、今夜は!!

よし、このページでしっかり語ろうじゃないか。
書きまくるぞ! 今夜は、”神様”のギター、
DEAN マイケル・シェンカーモデルの登場なり!!

ずはDEAN社についてだ。DEAN社の誕生は1976年。
カンサスを筆頭に、当時のギタリストから高い評価を
受けていたが、徐々に人気は下降気味に・・・。
そんな折、DEANの救世主として現れたのが、
パンテラのギタリスト、ダイムバック・ダレルだ。
彼はアマチュア時代からDEANを愛用しており、
パンテラの人気が高まるにつれ、愛用のギターへの
注目度もUP!よってDEANは人気復活を遂げたのだ!

そのDEAN社が初めて、マイケル・シェンカーのシグネチュア・モデルを誕生させた。
ギブソンのフライングVにこだわり続けてきたマイケル・シェンカー自らが、OKを出したのだ。
マイケル・カラーでもある白と黒を基調にした至極の作品は、ファン待望のモデルにして、
マイケル・シェンカーの”最終型”とも言われるモデルである。
ちなみにこのモデルには、アコースティックギターを含めて5機種がラインナップされている。
マイケル・シェンカーUSACUSTOMSTANDARDEXOTICAPERFORMER

今夜、ヨーコが抱いた作品は、そのうちのいっぽん、DEAN マイケル・シェンカー CUSTOMだ。
これまでにDEANが培ってきたギター製作のノウハウが凝縮された、まさに高級作品
ウッドは厳選された素材が使用され、ボディーはオールマホガニー。テイル・ピースは、
58年に発表されたオリジナルのフライングVと同様、ボディーの裏から弦を通すスタイル。
何よりもヘッドにプリントされた翼のロゴマークが、”飛翔神”の愛器としての威厳を誇っている。

マイケル・シェンカーはいかにして創られたか? 天才ギタリストはいかにして誕生したのか?
栄光と挫折、孤独と葛藤、いかにして彼は、人生を格闘してきたのか・・・。


1955年1月10日、マイケル・シェンカーはドイツの田舎町で生まれた。
幼い頃は、近所の子供たちと同じようにサッカー選手を夢見て、ボールを追いかけていた。
音楽に興味を持つようになったのは、6歳上の兄、ルドルフの影響だった。ルドルフは、
9歳のマイケルに、ギターとビートルズやシャドウズのテープを渡して、コピーをしてみろと言った。

以降、マイケル少年は音楽に没頭。さまざまなギタリストをコピーしまくり、影響を受ける。
レスリー・ウエスト、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、トニー・アイオミ、
リッチー・ブラックモア、アンディ・パウエル、ジョニー・ウィンター、ロリー・ギャラガー・・・。

マイケル少年が出会った60年代後期から70年代初頭に登場した偉大なるギタリストたち。
あえて名前もあげる必要がないくらいの偉大なギタリスト達の存在が、マイケルを飛翔させるのである。

13歳の頃、彼は本格的なバンド活動を開始、地元のライブハウスでその実力を披露する。
10代のメンバーが演奏してるとは思えない驚異的な演奏力は、地元サーステッドのみならず、
ハノーヴァーでも人気を集め、新聞でもその熱狂ぶりは紹介されたという。

そして、14歳にして、当時のバンド、コペルニクスで共に活躍していたクラウス・マイネ(VO)と、
兄のバンド、スコーピオンズに加入。その2年後、アルバム『LONESOME CROW』(72年)でデビュー。
このスコーピオンズ初期の時代、レスポールを使用していたマイケルが、ギターの弦が切れて、
兄のフライングVを借りることになる。そのサウンドに惚れ込んだマイケルは、以降フライングVを愛用、
それがきっかけで、フライングVは、マイケル・シェンカーのトレードマークへとなっていく。
(レスポールをホテルの部屋に置いたまま部屋鍵をなくしてしまい、ライブでレスポールが使用できず、
  その時に兄のフライングVを借りることになった、という説もある。)


翌年、スコーピオンズがかつて前座を務めたことのある英国のバンド、UFOに引き抜かれる形で渡英。
獲物を狙うオオカミのような鋭い目つきと、内股でフライングVを股に挟む独特のプレイスタイル。
英語というコトバの壁に悩まされながら、孤独な精神状態でひたすらギターと向き合う日々。
その中から生まれたエモーショナルな楽曲とプレイは、多くのロック・ファンに支持されていく。

しかし、そういった環境や成功のプレッシャーに耐えられなくなっていったマイケル・シェンカーは、
数度の失踪を繰り返した後、UFOを脱退。一時のスコーピオンズ復帰を経て、80年に心機一転、
自らのバンドである、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)を立ち上げる。
ちなみに、日本での人気が爆発したのもこの頃で、ソロ第1弾『THE MICHAEL SCHENKER GROUP』
の邦題が“神”だったことが、彼のニックネームの由来となったことは言うまでもない。

以降、マッコーリー・シェンカー・グループを経て、再結成UFOへの加入&脱退を繰り返し、MSG、ソロと、
現在も精力的な活動を展開している。プライベートでの負の遺産をものともせずに、その演奏は衰えない。
極上のトーンで、情緒的かつ、鬼気迫るテンションで弾きまくる現在のマイケルの姿は、
04年秋にリリースされたライブDVD『WORLD WIDE LIVE 2004』でも目にすることができる。

“神”は語っている・・・「完璧すぎるとつまらない。そこからは、作り物の匂いがする」
この人間クサさ、このエモーションこそ、彼が、私たちを惹きつけてやまない魅力なのではないか?
人間の感情が、濾過(ろか)され、絞り出されてくるかのような、一滴のプレーズ。
その反面、抑えようとしても抑えきれない、とめどなく溢れ出てきてしまう、情念のフレーズ。
だから、私たちは”神”のギターで、泣き、震え、叫ぶ。

でも、“神”は言い放つだろう。

「神様?とんでもねえ、俺はマイケル・シェンカーだよ。
  RONGO(論語)に『五十にして天命を知る』って書いてあるだろ? 今年で俺も50歳、『知命』の歳さ。
  だから、俺は、ギターを弾くことだけはあきらめない。いくつになっても、何があってもね。 
 
なぜなら俺は、ギターを弾くために生まれてきたんだから。」

そんな、私の妄想の中のマイケル・シェンカーのコトバが、今夜も聞こえてくる。

絶望に襲われ、恐くなって、前に進めなくなった時、そんな時は、マイケル・シェンカーを聴け。
きっと我々に、立ち向かう勇気と希望を与えてくれるはずだ。
なぜなら、それこそはまさに、”神の啓示” だからである。


ヨーコの今夜のいっぽん
DEAN フライングV マイケル・シェンカーモデル

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あとがきに代えて〜今週の咆哮〜
ヴィンセントやべぇ!!!
まじ!!!
やべぇ!!!!!


「上位に新顔登場!」
私の目に飛び込んだその言葉・・・

果たして・・

ヘビメタさん・・・

アクセスランキング・・・4

あぁ・・素晴らしき不吉の数字!
あぁ・・過去最高の
の数字!

まじどうしよう
行っちゃう?行っちゃう?行けちゃう?
その頂点に・・・不吉の名前刻んじゃう??
この十年・・いや十五年・・・耐え忍んだメタル愛を炸裂させちゃう?
苦難の十五年・・・メタルが衰退して十五年・・・
怨念にも似た溜まりに溜まったパワーを・・今・・吐き出しちゃう?
泣いちゃうかも・・・粘着気味の私でも、晴れて天下とったなら・・・
泣いちゃうかも・・・・奴らに思い知らせよう!・・・今こそ集結させるんだ!力を!
新たなるムーブメントを!創出するんだ!!ぼくらの・・力で!
時代の生き証人になるんだ!・・そんなキッズのみなさんに・・・・感謝を!

さて・・・来週は!

ストラトヴァリウス
、見参!!
その
ゼッケン、何をやらかすってんだ!!
野村義男
VSマーティVSティモティモの世界バトル勃発!!
深夜の伝説を見よ!そして、声が嗄れるまで、
叫べ!!

いや・・でも・・まじ凄いよね・・・4位って・・・・
すげぇな・・・あんたら・・・・メタルに・・・愛を!!!!!

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エンディングテーマ:
「愛人28」
(SEX MACHINEGUNS)