- 2010年3月4日放送
- #18
『愛媛銀行』
愛媛県松山市。松山の地場商品を全国、世界に売り出す「愛媛銀行」の銀行マン。
ふるさとへの愛を原動力にする銀行マンを紹介します。
「坂の上の雲」の舞台として何かと注目が集まる愛媛県松山市
この街に更にパワーを与える男を見つけた!
彼は銀行員。ただ者ではないっ!
温泉や文学の町として知られる松山に新たな名物を生み出すべく
地場商品をブランドにして売り出そうと希望に燃えている三宅和彦さん
なんと銀行員。
「こんにちは。お世話になります」
やってきたのは水産加工会社。
いきなり白衣に着替えて
あれ?小魚食べちゃった!
「これは、国産アンチョビです。
瀬戸内海で獲れた鰯を使って作ったんです。」
「私が一番最初にこの山一さんのアンチョビのファンになった事が
応援する一番最大の理由ですね。」
瀬戸内で獲れた新鮮な鰯を丁寧にさばき、
味付けは塩とハーブにもうひとつ!
「これは企業秘密なんですよ。」
更になんと180日間も熟成させるというこのアンチョビを
愛媛の目玉商品にしようとサポートしている。
もちろんパッケージのデザインも重要!
プロのデザイナーを交えてとことんこだわった結果、
瀬戸内の海をイメージした素敵なパッケージに仕上がった。

イチバン変わったことは?
株式会社山一 代表取締役 杉野一利さん
「世界が変わりましたよ。
お付き合いする世界が…
アンチョビの売り上げも順調に伸びています。
頼りになりますよ。」
イチバンの喜びは?
三宅和彦さん
「疑似体験しているんですよ。
応援してる企業さんが物を作って売れるという事で、
それで同じ共通の喜びが出来るというのはありますね。」
続いて、やって来たのは
建築木材を扱う会社。
余った端材を使ってインテリアや小物など地球にやさしい商品を作っている。
代表作は世界各国から100種類の木の端材を集めた「森のかけら」。
どうしたら木のぬくもりを伝えられるか…
PRの仕方を一緒になって考えます。
三宅さんはどんな存在?
株式会社大五木材 代表取締役 高橋照国さん
「三宅さんはウチにとって外す事の出来ない森の幹の部分ですね。」
こちらは「えひめイズム」という店。
三宅さんが発掘し応援して来た地場商品がずらりここで展示販売されている。
おっ!こちらはさっきの森のかけら!
木の香りが漂ってきそうだ!
おしゃれな、アンチョビも並んでる!
「これはもう、はじめの一歩として
ここから世界に向けて発信したいと思いますね。」
はるか坂の上まで続くふるさとへの愛が町を元気にする。
笑顔でいっぱいですか?
撮影後記
今回は愛媛県・松山市の愛媛銀行。
ちょっと変わったことをしている銀行マンのお話だ。
愛媛銀行の三宅和彦さんの所属部署は“感性価値創造推進室”。
初めて聞く言葉。
つまり、地元の企業をお金以外で、物作りと販売の面でサポートをしている部署なんだ。
松山は「坂の上の雲」の舞台であったり、また坂本龍馬にもゆかりのある土地だから、今なにかと注目の町だ。だけど「それだけじゃないぞ!」というのが三宅さんの思い。
株式会社山一さんではアンチョビ作りの取材。アンチョビって日本で作ってたの?って普通にびっくり。今、日本でアンチョビを作っているのはここ山一さんだけなんだって。味見させてもらった。
うまい!身がしっかりしていて塩気もちょうどいい!三宅さん、このアンチョビにすっかり惚れてしまったんだとか。アンチョビもおいしいけど、社長や従業員の人たちもいい顔してる!自信が感じられる。
三宅さんは「これ!」と思った商品の開発や販路拡大のサポートをしている。世界に向けて売っていきたい、と夢は大きい。
三宅さんは言っていた。「好きな女の子を振り向かせるみたいに、あの手この手で挑戦しまくる」と。
でも根本にある「故郷の町を元気にしたい」という思いはちゃんと伝わってくる。物静かに見えてすごく熱い男だ。
日本中、みんなそれぞれの町で頑張って働いていて、それが日本を支えている。




