2月29日
旅人:パンチ佐藤が「春のおいしい魚が食べられる田舎に行きたい」と
和歌山県すさみ町へ
河相我聞が「日本のヘソの田舎に行きたい」と長野県辰野町へ
〇パンチ佐藤が「春のおいしい魚が食べられる田舎に行きたい」と和歌山県すさみ町へ

和歌山県すさみ町
人口 5,686人
特産品  カツオ・レタス・切花
すさみ町役場 すさみ町観光協会
TEL 0739-55-2004

今回の旅人は自称グルメなタレント・パンチ佐藤。
旅の希望は「春のおいしい魚が食べられる田舎に行きたい」。
そんなパンチが訪れたのは和歌山県すさみ町。この時期でも暖かく、年間平均気温17度という常春の港町だ。町のあちこちで南国の花「ブーゲンビリア」も見ることが出来る。

しかし、この日はあいにくの雨。出歩く人も見当たらない。雨の中、偶然出会った作業中のおじさん達に話を聞くことに。すると、ここすさみ町はカツオのケンケン漁で有名なところらしい。初めて聞く名前にグルメのパンチ、そのケンケンカツオを一度は食べてみたくなった。
とはいえ、この日は雨。その上、海も大荒れだ。当然漁に出ている船は見当たらない。やむをえず漁港に行ってみる。漁師が集まる憩いの小屋で漁師さんたちに話を聞くと、どうやら訪れるのがまだ1ヶ月早かったらしい。 
そのケンケン漁というユニークな方法で獲るカツオも今はまだほとんど獲れていないという。

結局、お店に行けばあるかもしれないということで、地元のスーパーに行ってみることにする。スーパーの魚売り場をうろついたが、やはりケンケンカツオの姿はない・・・もうこうなったらと強引に店員専用口からパートのお母さんたちに声をかける。
すると、1人のお母さんの家の冷蔵庫に片身だけ残っているとか。しかし、恥ずかしがりやのお母さんは、自分の家ではなくてお姉さんの家なら連れて行ってあげるという。そこで急遽お母さんと2人でお姉さんの家に行くことになった。
急なお願いにもかかわらずお姉さん夫婦は快く迎え入れてくれた。念願のカツオもお母さんの家から届いていた。果たしてそのお味は・・・?口の中に吸い付くようなモッチリ感と旨みにパンチも思わず絶句する。しかも、思いがけない来客に嬉しそうなお父さんは「今日は泊まれるん?」とパンチのお泊まり先まで心配してくれた。

これに便乗するしかない!パンチ迷わずお願いし、あっさりお泊まり決定! 泊めていただくことになったお家は、お父さんとお母さん、そしてお婆ちゃんの3人暮らし。
3人のお子さんはそれぞれ良き伴侶を得て独立し、既にお孫さんが2人いるという。週末にはお子さんたちが家族で2人の元を訪れてくれるという幸せ一杯のご家庭だ。この日は駆けつけた近所のお母さんたちに加え、カツオをくれたお母さんの妹さんとその旦那 さんがパンチのために立ち寄ってくれた。しかもその旦那さんは昼間漁港で話を聞いた漁師さんだった!

思わぬ偶然も重なって夕食の席はとても盛り上がった。それに華を添えるお料理は、ケンケンカツオにアオリイカ、新鮮な魚などの漁師町ならではの豪華な品々。
パンチも大満足で床に着いた。 翌朝、一宿一飯のお礼は錆びた倉庫の壁のペンキ塗り。一刷毛一刷毛心を込めて塗る。これにはお父さんも本当に喜んでくれた。
カツオには1ヶ月早かったものの、だからこそこんな素敵な家族に出会えた。その喜びをかみ締めたすさみ町の旅だった。

 
〇河相我聞が「日本のヘソの田舎に行きたい」と長野県辰野町へ

長野県辰野町
人口 23,065人
特産品 マツタケ・凍りもち
辰野町役場 建設観光係
TEL 0266-41-1111

今回の旅人はタレントの河相我聞。旅の希望は「日本の中心に行きたい」。連れてこられたのは長野県辰野町。北、南、中央アルプスに囲まれ、町内には「小野宿」という宿場町がある歴史ある町だ。降り立った所は辺り一面の雪景色だった。

雪山を登ること40分。河相は山の頂上までたどり着いた。そこに唐突に現れたのは「日本中心の標」と刻まれた石版だった。そう、ここは北緯36度00分47秒、東経137度59分36秒。まさに日本の中心にある場所なのだった。

とりあえず日本の“ヘソ”に行った河相は山の麓に見える集落を目指して下山する。宿場町に到着し、一軒の酒屋を訪れた。早速お泊まり交渉開始。が、あっさり断られてしまう。あきらめきれない河相は、何とかして泊めていただけないかと食い下がる。その熱意に押されたのか、ご主人は店の従業員の方に電話してお泊まりOKをもらってくれた。待つことおよそ15分。
この酒屋で働いているというお父さんが河相を迎えに来てくれた。

泊めていただくことになったお家はご夫婦と2人の娘さん、そして奥さんのお母さんの5人家族。家に着くなりお父さんは得意のそばを打ってくれた。
その間、奥さんと2人の娘さんは晩御飯の支度を始めた。夕飯には天ぷらや切干大根、そしてご主人が打ってくれたそばなど豪華なメニューが並んだ。
ご主人の打ったそばはまるで職人さんが打ったそばのように美味しい。
河相はご主人が働く酒屋さんのお酒と共に美味しい料理を堪能する。 
暖かい家族と美味しい食事、そしてお酒の効果なのか、河相は自分の親や妻、そして子供の話をしたのだった。

翌日、一宿一飯のお礼はご主人との出会いのきっかけとなった酒屋さんでのお手伝い。ご主人と並んで真剣に働く河相。そこに癒し系タレントの面影はなかった。
まるで本当の家族に出会えたような気がした辰野町の旅だった。

 


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