5月22日
「島に行きたい」と中条きよしが宮崎県串間市へ
「山菜が食べたい」と冠二郎が山梨県早川町へ
「島に行きたい」と中条きよしが宮崎県串間市へ

宮崎県・串間市

人口:22、326人
特産品:トビウオ・ウニ・サツマイモ
★串間市は、宮崎県の最南端に位置する常夏の町

“ 必殺仕事人”こと中条きよしが降り立ったのは宮崎県串間市。しかし海は近くに見えるが、どうみても島ではない。「お泊り交渉したらすぐに泊めてもらえるんじゃないの」と余裕を見せながら、まずは島を探すことに。

しかし出会う人は皆「島はない」という。近くの漁港で若者にも聞いてみると、「築島」という人が住んでいる島があるという。中条は築島を目指すことにし、ちょうど帰る途中だった若者のトラックに途中まで乗せてもらった。若者にお礼を言って別れた後、またもヒッチハイクで港まではたどり着くが、港はガラーンとしていて島に渡る方法が見当たらない。遠くに船を発見した中条は船に向かって、大声で「お父さん!乗っけて!」と叫んでみる。すると船が港に来て、中条を乗せて築島まで連れて行ってくれた。ついに築島に上陸!

築島は、「近藤さん」と「築島さん」しか住んでいない島。散策していると、軒先から「中条さん」と声をかけられた。声をかけてくれたおじさんは「ビロウうちわ」という、亜熱帯植物の葉を乾燥して作られたうちわを中条にくれた。しばらく話をした後、お礼を言って隣の家の軒先で話していると、そのまま家に上がって泊めてもらえることに!予言通り、すんなりお泊り決定!

お世話になった家は7人家族の漁師一家。お父さんは伊勢エビ漁、息子はキハダマグロ漁に出かけて不在だったが、おばあちゃんとお母さんが中条のために地元の食材を使ったご飯を用意してくれるという。早くにお泊り先を見つけることができた中条は、晩ごはんまでの時間を使って子供たちと島にある分校を見に行くことにした。校庭では子供たちとじゃんけんゲームをし、すっかり疲れて帰宅。晩ごはんには伊勢エビやカツオなどの海の幸をご馳走になり、お風呂で1日の疲れを癒した中条は家族との団欒のあと早々と就寝。

翌日、一宿一飯の恩義にお風呂の薪割りを手伝った中条。小さい島で温かい家族と出会えた旅だった。

 
〇「山菜が食べたい」と冠二郎が山梨県早川町へ


山梨県・早川町

人口:1,740人
南アルプスの麓、山梨県の南西部に位置する南北に細長い自然豊な町
特産品:あめはたすずり雨畑硯・生芋コンニャク

“演歌界の寅さん”の異名をもつ歌手の冠二郎。山の中で木のツルが垂れ下がっているのをみつけると、昔よくやっていたという“ターザンごっこ”がしたくなったと走り出した!しかし「ぁ~ああ~」とツルにつかまったとたんにズデッとお尻から転げ落ちてしまった。恥ずかしい…。しばらく歩くと、今度は崖から水が出ているのを発見。飲んでみると美味しい水だった。続いて集落を目指すと石畳の道に出た。人はいないが、おもむきのある民家が立ち並ぶ集落だ。やっと出会えた若者2人に声をかけてみるが、逃げられてしまった。いつもは人から追いかけられる冠だが、人に逃げられるとは…。

仕事中の大工さんには「撮らないでよ」と怒られてしまったが、親切に“山菜名人”の家を教えてくれた。訪ねてみると、おじさんは屋根の上で作業中。山菜に関する色々な話を聞くことができたので、お礼を言って旅を続けることに。

犬の鳴き声に誘われてたどり着いた木工屋で山菜はないかと尋ねてみると、ちょうど山で見つけたコシアブラという山菜を見せてくれた。食べられないかと聞いてみると、天ぷらにしてくれるという。ラッキー!天ぷらが揚がるまでの間、仕事場を見せてもらうことに。工房には立派な桐の箪笥があり、このお父さんが職人だということが分かった。

家に戻る途中、庭先で筍を切っているおばあちゃんに筍も山菜の一種だと教わった。家ではお母さんがコシアブラの天ぷらを用意していてくれ、その味は脂の乗ったステーキのように美味しい!この家に泊まりたくなった冠はお母さんに交渉してみるが、反応がよくない。一度は家を出て“山菜名人”の家に戻ろうとしたが、薄暗くて行き方が分からない。もう一度木工屋に戻り、帰宅していたお父さんとおばあちゃんに交渉してみると了承してくれた。ついに今夜の宿、決定!

晩ごはんをご馳走になっていると、近所に住む息子夫婦がやって来た。山菜料理におばあちゃん特性の手打ちそばが並び、本当に美味しい!おばあちゃんが一生懸命働いている姿を見ながら育ったお父さんは、中学を卒業して働きに出た孝行息子。その話を聞き、冠は思わず涙ぐむ。というのも冠は自分のやりたい歌を歌うために家を飛び出し、親孝行できていない思いがあったからなのだ。

翌朝、冠は一宿一飯の恩義にお父さんが作った桐の箪笥を納品する手伝いをした。思った以上に重かったが、お役に立てたかな?いい家族と初めての山菜料理に出会え、冠にとって思い出深い旅となった。
 


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