定例社長会見

2001年2月22日

一木社長2月定例会見

■ 2001年の抱負 ■

 第一に多メディア時代への対応。限られた期限の中で、地上波の双方向など開発の具体化を進めなくてはならない。BSジャパン、110°CSのインタラクティーヴィ、テレビ東京ブロードバンドと蛇口は揃うものの、肝心のコンテンツが最大の課題だ。
 また、株式上場への準備。マーケットが好転すれば即座に上場できるような体制は整えておきたい。3月1日付けで上場準備室を作り、本格的な準備にかかる。収益力を上げることが大切で、そのためにも経営体質を強化しなくてはならない。関連会社にも人材を投入して並行して整備する。"特色のあるコンテンツプロバイダー"として成長していきたい。


■ 第三者割当増資完了について ■

 2001年2月1日に第三者割当増資が完了した。増資割当先は、日本経済新聞社をはじめとする既存株主34社および役員持株会と社員持株会であり、増資株数は額面普通株式415,000株、増資額は5,531,414,000円(約55億3千万円)、増資後の資本金は4,265,707,000円(約42億6600万円)となり、増資後の半額を資本金に組み入れた。
 増資資金の使途は、?放送デジタル化のための設備投資 ?キラーコンテンツの確保 ?新規事業の展開、提携先への投資 である。また、年内に2回目の増資を予定している。


■ 1月クールの視聴率と4月編成について ■

 1月クールの視聴率(1月1日~2月18日・第7週まで)は、GH8.6%(前年同期比−0.3%)、全日3.7%(±0%)、PT7.9%(±0%)である。GH視聴率のANB単日抜きが2月20日で年度105日目と新記録の更新を続けており、少し背中が見えてきた(これまでは99年度の100日が最高)。まだまだ記録の更新は期待できるが、「敵矢に乗じて抜くのではなくネットで抜け」と発破をかけている。また、テレビ東京初の本格2Hドラマ「女と愛とミステリー」が平均10.2%(7回放送)と、まずまずの成績。これが上がると全体の底上げとなり、元気もでてくるだろう。
 今のペースをさらに高めるために、4月編成は月曜22時(新番組「歌のヒットステージ」)・火曜20時(新番組「絶品!地球まるかじり」)などを手直しした。なんとかGH10%・全日5%に近づけていきたい。


■ 営業状況について ■

 1月の営業状況は、タイム100.3%(前年比)・スポット107.8%(同)・合計102.1%(同)であるが、今年度初の予算割れとなった(予算費:タイム98.6%・スポット101.%・合計99.4%)。2月の見通し(2月19日現在)は、タイム101.7%(前年比)・スポット109.0%(同)・合計103.8%(同)で予算達成の見込み、もう少し上積みできそうだ。1月は、音事協問題により「新世紀ワイド時代劇『宮本武蔵』」で約1億円の減収となった。3月はスポットが好調である。


■ 音事協との交渉状況について ■

 一番に、視聴者の皆様にご迷惑をかけたことに対し、大変申し訳ないとお詫びします。
 昨年の末になって、音事協から突然にサイマル放送に対する拒否反応があった。実際は長期間にわたって「反対」と言ってきたとのことであり、それを深刻に受けとめなかったのは、テレビ東京の情報体制が甘かったともいえる。音事協の話を改めて聞き、その結果、一般のサイマル番組については、地上波放送後1年以上8年未満というルールに従って、可及的速やかに対応することとなった。戦略3番組についてはBSとの共同制作であるため、新たなルールを作る必要がある。現在、そのための話し合いを進めているところだ。

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