定例社長会見

2001年4月26日

一木社長4月定例会見

■ 視聴率について ■

 4月クールの視聴率(4月2日~4月22日・3週まで)は、GH8.2%(前年同期比+0.3%)、全日3.6%(+0.2%)、PT7.8%(+0.8%)と、いずれも前年同期を上回る好調なスタートだ。時間帯別では20時台が+0.8%、22時台が+2.1%であり、F2とF3が大きく伸びた。しかし、新番組はいずれも不振を極めている。「歌のヒットステージ」(月:22時)は、構成そのものは良いのでこれから視聴習慣がついてくれば、と思っているが、「宮本武蔵!特別編集版」(月:19時)は大幅な期待はずれ。政局を含めた様々な"イベント"も重なり、コア視聴者であるM3・F3が他局に流れているのが要因ではないだろうか。「水曜 女と愛とミステリー」の視聴率も、やや予想を下回っている。作品の出来不出来が激しいのではないか。
 本日、夜9時から「21世紀特別企画『天国までの百マイル』」を放送する。浅田次郎原作、西田敏行主演の感動ドラマに仕上がり、これはいけるのではないか、と期待をしている。
 番組の質が全体的に良くなっていることが、4月の視聴率好調の要因だろう。全日については、経済情報番組の視聴率がジワジワと上がっており、アニメ番組にも勢いがある。
 2000年度の平均視聴率(00年4月3日~01年4月1日)は、GH8.2%(前年同期比−0.4%)、全日3.4%(−0.2%)、PT7.3%(−0.4%)であった。GH視聴率がテレビ朝日を上回った日数は年間114日(過去最高)。番組全体のレベルがだんだんと高くなっている気がする。


■ 営業状況について ■

 4月23日現在の4月の営業状況は、タイム100.0%(前年比)・スポット111.1%(同)・合計103.7%(同)であり、スポットが好調。5月の見通しは厳しいが全力を挙げて頑張っている。00年度の売上げは、タイム558億5086万円・スポット268億3506万円・合計826億8592万円で、前年に対し35億6032万円増となった。ネットタイム、タイム、スポット、タイム・スポット合計の各部門で営業新記録を達成。営業努力に加え、大手銘柄スポンサーや情報通信系スポンサーの大量出稿が相次いだ。
 景気の見通しについては、政局が落ち着けばムードが良くなり、後半からやや持ち直してくるのではないか、と思っている。


■ 音事協との交渉について ■
(発言:菅谷定彦副社長)

 4月20日をもって、音事協と民放連との交渉は最終決着。共同制作番組については、出演料の割増と、3日の放送というルールとなった。視聴者やスポンサーの皆様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びしたい。私も含め担当者の処分もあったが、今後、社内外のコミュニケーションを一層深め、今回のことを糧としてテレビ東京を一段と強くしていきたい。


■ 出資映画について ■

 今夏で4作目となる劇場版ポケットモンスター「セレヴィ 時を超えた遭遇(であい)」「ピカチュウのドキドキかくれんぼ」は、7月7日から全国東宝邦画系で公開される。目標は、昨年の実績「配収28億円を越える」こと。今年は、宮崎アニメやスピルバーグ作品など大作が目白押しの激戦である。
 テレビ東京出資映画は、年初から「クリムゾン・リバー」「PARTY7」「リトルダンサー」等がいずれも高実績をあげ、極めて好調である。4月28日から公開される「ショコラ」も前売り好調、期待がもてる。 


■ インターネットについて ■

 初の試みとしてメディア戦略本部、スポーツ局、テレビ東京ブロードバンドが共同で「ボクシングWBA世界ミニマム級タイトルマッチ 星野敬太郎vsチャナ・ポーパオイン」(テレビ東京:16日 20時54分から放送、視聴率9.8%)を、17日午前1時からホームページでインターネット中継した。勝敗はチャンピオンの星野がタイトルを失ったが、視聴率はまあまあの結果だ。インターネット中継では、?TV放送の映像の他に固定カメラで ?天井からの映像 ?アップの映像 を見ることができ、5月いっぱい継続する。今後も適当な素材があれば、ぜひインターネット中継を進めたい。
 また「株式情報サイト"Tx−Quote"」を4月23日から開設した。ニーズの強い株式データを最新ニュース、会社情報、豊富なグラフと共に展開することにより、アクセス数の増大を狙う。株価速報、最新ニュース、スクリーニング、ポートフォリオといった内容である。


■ 全仏オープンテニスについて ■

 5月28日~6月10日まで「全仏オープンテニス」を中継する。総放送時間は、28時間40分という過去最大の枠。視聴率的なことよりも、大きなイベントを持っていることに価値がある。


■ CSプラットフォームについて ■

 こちらは利用させてもらう側である。現在、プラットフォーム選択は詰めているが、まだ結論は出ていない。

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