おそらくここ50年以内に作られた中国製品。国宝「桜ヶ丘4号銅鐸」のモチーフをそのまま写している。ただし鹿の文様は別のパターンを写しこんでおり、いわゆるいいとこ取り。依頼品は銅が厚すぎ、例えば側面のひれとよばれる部分も本物は先端にむかって薄くなっていくシャープな作りになっている。緑青の出方もおかしく、本来銅の中からにじみ出るように生ずるもので、依頼品のようにかさぶたの如く浮き上がるということはない。穴は鋳型で出来たものではなく、後からあけられたもの。外から力を加えてあけた穴なので、内側に銅がめくれあがってしまっている。