スタジオお宝データ 2014年10月14日放送

名前
大橋翠石の掛軸
鑑定依頼人
久保和恵さん
ジャンル
日本画
鑑定士
田中大
本人評価額
¥ 1,000,000
エピソード
大の阪神ファンで40年以上応援している。お宝は義父が遺した掛軸。義父は生前タマと名付けた猫をとても可愛がっていたが、50年ほど前にタマが寿命で亡くなると、元気を失くし塞ぎ込んでしまった。しかしある時「タマの代わり」と言って骨董屋で同じ猫科の虎の掛軸を3万5千円で買ってくると、徐々に元気を取り戻していった。義父は「あの掛軸はとても大切にしてきたものだから、本当に困った時以外は決して手放さないように」と言い遺し26年前に他界。そのため、今でも家宝として大切に保管しているが、阪神の試合を見る時だけは、縁起が良さそうなので、いつもの床の間に掛け、応援が終わると箱に仕舞っている。今回、もしこの掛軸が高価な物であれば、義父には申し訳ないが、屋根の修理に充てるつもり。
鑑定額
¥ 2,000,000

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。
※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです

江戸時代から虎はよく応挙や岸駒が描いていたが、大橋翠石との大きな違いは目の大きさで、翠石は非常に写実的。それから毛を金泥を使って細かく緻密に描いている。紙の上に金泥を乗せているので厚みが生まれ、まるで触れるほどの毛並みを表現している。一般的には虎と言えば一緒に竹を描くものだが、翠石はほとんど竹を描かない。古いものと違うものを目指したのであろうが、ただ依頼品には葦が描かれている。線を勢いよく引き、滲みを入れるなど伝統的な日本画の手法を使って描いている。それに比べて非常に写実的に緻密に描かれた虎との対比によって臨場感・雰囲気を醸し出している。

Open The Price

この日の放送で紹介したお宝 2014年10月14日放送

2014年10月14日

大の猫好きだった義父が、とても可愛がっていた飼い猫を亡くした際、その代わりと言って買ってきたお宝に驚きの鑑定結果が!
【ゲスト】南美希子

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