お宝データ 2016年9月20日放送

- 円空仏 60体

- 清水巽さん

- 近代工芸

- 大熊敏之

- ¥ 15,000,000

- うどん店「山椒庵」のオーナー。本業は40名程の従業員を抱える製麺会社の社長だが、19年前、自慢のうどんを直接お客様に提供したいと思い立ち、店を開いた。お宝は仏像60体。10年程前、知り合いの不動産会社の社長が店にやってきて「実は会社の経営が窮地に陥り、困っています。立て直すために資金が必要なので、生涯をかけて集めたコレクションをまとめて買い取ってもらえないでしょうか?」と言った。値段を聞くと、何と1500万円!すぐに用意できる額ではなかったが、人助けと思い、どうにかやりくりして買ってあげた。数年後、その方は重い病にかかり他界してしまったが、このコレクションに本当に価値があるのか、ずっと気になっている。
- 鑑定額
- ¥ 30,000
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。
※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです
意図的で悪意があり、しかも下手糞な贋作。本物に対して非常に稚拙な真似をしているものがほとんど。名古屋の観音寺に納められている像を真似たものが非常に多い。彫りが甘く、ためらいが多すぎる。円空は鉈でスパッと木を削り、鑿で掘っていくときも木の逆らいをうまく活かしながらすーっと彫っている。依頼品は彫りに失敗したためかうにゃうにゃとのたくっている。顔の表情に厳しさや迫力といったものがほとんど感じられない。お地蔵さんのような柔和な民間信仰像を作っていた人が真似して作ったのだろう。十二神将巳像は、本物は錫杖のところに蛇が巻き付いている図像を用いているが、依頼品は蛇を掘り合わすことができなかったのだろう。嗅いでみると、比較的新しい木で、コールタール系を少し薄めたもので古色をつけている匂いがする。もし本物であれば1億3~5千万円。
この日の放送で紹介したお宝 2016年9月20日放送
知り合いの社長が生涯をかけて集めた仏像コレクション60体。会社を立て直す為になんとか買い取って欲しいと言われ、人助けと思い1500万円で買ったが果たしてどれ程の価値?
【ゲスト】先崎学















