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菅谷社長7月定例会見

−2002年7月25日−


■ 「窃盗団報道問題」について ■

 今回の問題は、あってはならないこと。視聴者をはじめ、国民の皆さんにお詫びしたい。スクープを取りたかったとはいえ、犯罪者にカネを渡した、被害者への配慮を欠いたなど報道マンとしての大局的判断が欠如した行動であり、理解できない。7月3日に4名の処分を決め、4日に検証委員会を発足させた。現在、徹底的にヒアリングを行い、調査している。8月上旬には、経過、反省点、今後どうするかを含め発表する方針だ。

 

■ 地上波デジタル放送について ■


 総務省の英断で、アナ・アナ変換の受信対策費を全額国が負担することとなった。テレビ東京では4年ほど前からデジタル化投資をはじめ、250億円のうちすでに90億円を投資している。チャンネルについては、かねて希望していた7に決定した。

 

■ 視聴率と特別番組について ■


 4月クールの視聴率(4月1日〜6月30日)は、GH7.5%(前年同期比−0.6%)、全日3.5%(±0.0%)、PT6.9%(−0.6%)。ワールドカップの影響を受け、4月クールGHでは5年ぶりの8%割れ。局のパワーがまだ弱いなと感じている。7月クール(7月1日〜7月21日・第3週)は、GH7.8%(−0.3%)、全日3.6%(±0.0%)、PT7.2%(−0.4%)と少し盛り返している。

 今後の特別番組では、7月27日(土)に恒例の「独占生中継!2002隅田川花火大会」、8月21日(水)は「女と愛とミステリー 松本清張没後10年特別企画『家紋』」を30分枠拡大で、9月4日(水)は「山田太一ドラマスペシャル 香港明星迷」を予定。10月13日(日)には渋井陽子選手が出場する「シカゴマラソン」を生中継する。高橋尚子選手を上回る記録を期待している。

 

■ 営業状況について ■


 6月の売上げ(7月23日現在)は予想以上のワールドカップ効果により、タイム130.1%、スポット83.3%、合計113.3%の実績となった。しかし、7月の見通し(7月18日現在)はタイム99.0%、スポット88.4%、合計95.3%。ワールドカップを除く売上げはまだまだ低調だ。(数字は前年比)

 

■ 02年7月までを振り返って ■


 まだまだ総合力が不足している。エコノミック・カニバリゼーション(共喰い)の中、キー局として生き延びるためには、個性、クオリティが不可欠だ。だが、今回の窃盗団報道はそれに逆らう問題だ。理想は高いが力が不足していることを、改めて感じている。

 ■ 出資映画について ■


 7月13日から公開中の「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神〜ラティアスとラティオス〜」は順調な滑り出し。公開2日間の興収約3億円、動員約28万人という数字は、昨年とほぼ同じだ。また、7月19日で興行を終了した「アメリ」は、シネマライズの記録をすべて塗り替えた。

 今後公開される出資映画は、正月ドラマでクオリティの高さが評価された「壬生義士伝」、美しい映像が話題を呼びそうな北野武監督の「DOLLS」、カトリーヌ・ドヌーヴが出演する「8人の女たち」など。いずれもヒットを期待している。

 

 

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