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菅谷社長11月定例会見

−2002年11月28日−


■ 週刊新潮への抗議について ■


 記事内容が主にネクサスを対象として書かれていることと、ネクサスが正式に訴えを起こしたことなどから、テレビ東京は提訴はせず、ネクサスに全面的に協力・支援することで「週刊新潮」の取材姿勢の誤りを糾して行くことにした。テレビ番組を使っての反論も検討したが、不十分な取材をもとに書かれた記事に対して、公共性の強い自前のメディアを使うのは賢明でないと判断した。

 

■ 地上波デジタル化関連について ■


 日本経済の状況が悪化するなか、テレビ東京を含め、各放送局の経営状態も悪化の一途をたどっている。こうした状況下で、キー局に対し、一気に100倍以上の電波利用料の負担を強いることは乱暴な話であり、納得がいかない。実態を見てもらったうえで、適切な判断をしていただきたい。

 免許申請の準備は順調に進めている。また、マスメディア集中排除原則の緩和については、民間企業としての自由度は高めてもらいたいと思っている。

 

■ 平成14年9月中間期業績について ■


 景気が一向に立ち直らないなか、経費の思い切った削減などを行ったにもかかわらず、減収、大幅減益と厳しい業績になった。スポット収入が前年同期比11.7%減と不調であったことに加え、番組制作費の費用投下が影響した。株価も低迷中ではあるが、新しい知恵を出して業績の立て直しを図りたい。

star.gif (402 バイト) 決算データはこちら

 

■ 編成関連について ■


 10月クール第8週(9月30日〜11月24日)の視聴率は、GH8.4%(前年同期比−0.6%)、全日3.7%(−0.1%)、PT7.6%(−0.7%)。少しずつ盛り返してきてはいるが、日曜と月曜の視聴率が悪い。一方、水曜の「女と愛とミステリー」「いい旅・夢気分」、火曜の「開運!なんでも鑑定団」は好調だ。

 12月4日(水)夜8時54分からは、日本アカデミー賞8部門受賞映画 「GO」を、本編の頭に「事前表示」を入れてオリジナルノーカットで放送する。12月20日(金)夜7時54分からは「プロボクシング ダブル世界タイトルマッチ」を生中継する。

 年末年始では、中村吉右衛門主演の「新春ワイド時代劇『忠臣蔵〜決断の時』」(1月2日2時から一挙10時間放送)が、昨日クランクアップとなった。前作の「壬生義士伝」を超える2桁の視聴率を期待したい。

 また、1月の新番組ではジャニーズJrの5人組最年少ユニットによる音楽バラエティ『Ya−Ya−yah(仮)』がスタート。ジャニーズ事務所との番組が3年半ぶりに復活する。

 

■ 営業状況について ■


 10月になってかなり厳しさを増しており、10月の売上げ(11月18日現在)は、タイム99.3%、スポット90.2%、合計96.3%となった。11月の見通し(11月22日現在)は、タイム100.0%、スポット93.5%、合計97.8%である。(数字は前年比)
 

 ■ 事業関連について ■


 来年1月にポーランド国立歌劇場「オテロ」の公演を行う。出演はホセ・クーラ。オペラには力を入れており、期待している。

 また、テレビ東京とテレビ東京ブロードバンドは、経済分野でのブロードバンドコンテンツ配信サービス『ブロードバンドサテライト』の有料トライアルを12月1日から開始することになった。企業向けの経済動画ニュース提供はすでに実施しているが、個人に向けたニュース分野でのコンシューマ課金型ブロードバンド配信は、国内では初めての試みである。

 

 ■ 今年を振り返っての所感 ■


 暴風雨と地震が一緒に来ている感じだが、これもより強くなるための試練だと思っている。今年前半は、GEとCNBCとの交渉で半年かかり、結果的に良い形で戦略的提携をすることができた。夏の暑さのなか、窃盗団報道問題が起こった。起こしたことは申し訳ないことだが、報道局員たちが全貌をすべて語ってくれたことは良かったと思っている。この不況下、突発的な事件の連続で鍛えられた。テレビ東京も強くなってきた、と実感している。

 

 

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