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菅谷社長4月定例会見

−2003年4月24日−


■ 地上デジタル放送について ■


 混信が分かった青梅沢井地区のアナアナ変更は、当初の予定よりも1ヶ月延びたが無事に終了した。視聴者からの問い合わせもさほど多くないと聞いており、ほぼ順調に進んでいる。4月18日には片山総務大臣から予備免許の交付を受けた。いよいよ暴風雨の中、人類未踏の処女峰に向かって険しい登山が始まったと感じている。 「ブロードバンド時代における放送の将来像に関する懇談会」が普及目標を発表し、明確な良い目標ができた。まだまだ不確定要素もあるが、政府と一緒になって円滑に達成していかなければならない。


■ 編成関連について ■


 
02年度の視聴率は、GH8.0%(前年比−0.4%)、全日3.6%(−0.1%)、PT7.3%(−0.6%)と、すべて前年度を下回った。そのため、この4月編成は"3ナイ番組"を追放し、その後に個性・クオリティ・パワーのある番組を加え、GH30%、PT37%、全日28%という大改編を試みた。期首第1週(3月31日〜4月6日)のGH平均視聴率は過去最高の9.0%を獲得し、第3週(3月31日〜4月20日)までの平均視聴率は、GH8.6%(+0.7%)、全日3.7%(+0.1%)、PT7.9%(+0.6%)と好調なスタート。しかし、まだ道半ば。編成表の見直しは加速していきたい。


■ 「北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる」について ■


 5月14日(水)夜8時54分から「ドキュメントドラマ特別企画『北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』を放送する。これは、横田早紀江さん(横田めぐみさんの母)と荒木和博さんの2つの原作を忠実に再現したもの。拉致事件を風化させることなく、ドラマを放送することによって事件の重大性を訴える一助を担えれば、と思っている。


■ SARSの対応について ■


 
香港支局と北京支局については、家族を帰国させたうえで、感染者が出た病院や危険な場所には立ち入らないよう指示をしているが、報道記者の使命として通常の取材は続けている。今のところ、番組編成への影響はない。


■ イラク戦争報道について ■

 
 
レギュラーニュース枠拡大に加え、土曜の午後に2本の特番を放送するなど、まずまず健闘したのではないかと思う。当初は各支局を総動員し、アンマンとカタールに3人ずつクルーを派遣、バクダッドからはフリージャーナリストによる電話リポート態勢をとっていたが、今日現在ではアンマンに記者2人、カメラマン1人を残すのみとなった。今後も経済という独自の視点から、イラク復興支援についても十分フォローしていきたい。


 ■ 営業状況について ■


 02年度の年間売上げ(4月22日現在)は、タイム103.4%、スポット93.9%、合計100.4%。10月以降落ち込んだが、2・3月によくがんばって前年をクリアすることができた。4月の見通し(4月21日現在)は、タイム99.1%、スポット102.1%、合計100.1%と前年を上回り、まずまずの線だ。(数字は前年比)


 ■ 事業関連について ■


 10月に「プラハ国立歌劇場 トスカ」の公演が決まった。マリア・グレギーナとエヴァ・マルトンが主演する。 また、金曜深夜00時09分から放送している「debuya」の企画から生まれた「maiwoo(まいぅー)コーラ」を製品化した。



 ■ 新年度の抱負 ■


 昨年度は上場を目指してきたが、マーケットの暴落で見送らざるを得なかった。今年度は、上場までの時間を活用し、抜本的に体質を改革していきたい。グラウンドゼロからの再構築、再スタートの決意だ。 まず"3ナイ番組"を追放し、いかに良い編成表を作るか。4月改編で改革の第一歩を踏み出したが、これを加速していく。次に、営業・事業の体質改善。営業はタイムを維持しながらも、スポットシェアを引き上げるため、アグレッシブに取りにいく。事業局は、コンテンツ事業局と名称を変え、権利ビジネスをすべて集約するつもりだ。そして、人事・給与制度の見直し。すべての分野で体質改善を行い、次に上場のチャンスが来るまでに、二皮くらいむけた企業になっていたい。地道にやるしかない。



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