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菅谷社長10月定例会見
−2003年10月23日−

■ 編成関連について ■

<上期動向>
上期平均の視聴率は、GH8.2%(前年同期比+0.6%)、PT7.6%(同+0.6%)、全日3.6%(同+0.1%)で上向いて来ている。HUTは66.6%(上期平均)と、半期では最低を記録しテレビ業界にとっては深刻な問題だ。目標のGH9%には及ばず、下期は気合を入れていかなければならない。
「田舎に泊まろう!」が平均8.0%、「日曜ビッグバラエティ」が8.3%と日曜日が上向きだ。
高視聴率番組は、「開運!なんでも鑑定団」がトップで上期平均13.9%、10月21日には16.3%を記録し好調を持続している。「女と愛とミステリー」10.4%、「木曜洋画劇場」10.2%、「いい旅・夢気分」9.2%、「土曜スペシャル」9.0%と安定して視聴されている。
特番では、8月5日放送の「レアル・マドリード戦」16.9%、「北朝鮮拉致ドキュメントドラマ」13.9%の2本が目立った。

<10月新番組>
10月の改編率は、GH14.6%、PT21.1%、全日20.0%と大きく変え、新番組はいずれも前番組に比べると視聴率は上がっている。
月曜21時「大丈夫!?わが家の財産」は、みのもんたさん司会で、初回は7.1%だった。達成視聴率8.5%には及ばないが、初回としては良い滑り出しだと思う。
火曜20時「おいしい情報の楽園」は初回5.7%、2回目は「デパ地下ヒット総菜の舞台裏」を扱って9.0%だった。F2、F3ターゲットで「食」だけでなくトレンディな情報を取り上げるとコンセプトがはっきりしているので、今後視聴率が上昇すると期待している。
金曜21時「元祖!でぶや」は初回6.7%。出演者2人のキャラクターが非常にいいので、これも視聴率は上がっていくと思う。
日曜22時「極上の休日」は、現在、活躍している人がどんな休暇を過ごしているかという番組だが、初回はソムリエの田崎真也さんで、3.2%。従来の若者向けから内容を変え、ストーリー・テラーの竹中直人さんの面白いキャラクターが出ているので期待している。

<40周年記念番組・事業>
「ラグビーワールドカップ2003」は、日本が非常に頑張っている。ひょっとしたら勝つかなという瞬間が2試合ともあった。1試合でも勝って欲しいと思う。
来年6月に「TAXI 2 日本のタクシー地球の最果てを行く!南米最南端〜ニューヨーク20000キロ」を放送する。2000年11月に東京〜ロンドン間を行く第1弾を放送し13.4%を記録した。
アルゼンチンの最南端からニューヨークを目指し、バラエティに富んだ文化は前回以上だと楽しみにしている。俳優の大鶴義丹さんが旅人としてタクシーに乗り、父娘ドライバーが一緒に旅をする。
正月の10時間ドラマ「竜馬がゆく」は、主演に市川染五郎さん、松たか子さん、内山理名さんなど良いキャストが揃っているので視聴率に期待できる。

<日本シリーズについて>
系列局のTVQ九州放送が、今年26試合放送し福岡地区の局としては最多で、中継には手馴れており当社の技術スタッフも入っているので、準備は万全である。営業的にも完売しているので、第7戦があることを願うのみだ。

■ 営業状況について ■

上期は、タイム前年同期比▲5.6%、スポット▲2.0%、合計▲4.5%。スポットはキー局では、最も下げ幅が小さくすんだ。営業体制を強化したので、その効果が多少出てきている。ライツ関係では「遊戯王デュエルモンスターズ」がアメリカで好調で、ライツ収入が前年比77%増。ライツ収入が営業の落ち込みをカバーし、営業収益予算を達成することができた。
10月は、タイム前年同期比▲0.6%、スポット±0.0%、合計▲0.6%。第一四半期▲6.9%、第二四半期▲1.9%だったので、下げ止まり感が出てきた。11月には選挙があり、12月には地上デジタル放送開始に向け受像機のキャンペーンも増えると期待している。

■ 事業関連 ■

アニメの「NARUTO」を、2004年夏公開で映画化する。当社が幹事会社になり、長編アニメを製作する。当社が映画で幹事社になるのは初めて。いいものには積極的に投資していきたい。

■ 地上デジタル放送について ■

アナログとデジタルの完全サイマル放送で編成する。当初はデジタル専用番組の放送は行わない。
「WBS」「鑑定団」など基本はHDTVで放送する。「いい旅・夢気分」「女と愛とミステリー」などロケ番組も可能な限りHDTVで放送する。データ放送は当初、番組と連動しない独立型でサービスをはじめ、天気予報、経済指標、ニュースなどが中心となる。
放送設備の導入は完了しており、営放システムというソフトの構築を進めながら先日、テストを行った。大きな問題はなく、バグが出てきたら速やかに直し12月1日には完璧な放送を行う。


■ テレビ朝日 ダイオキシン報道の判決について ■

テレビ報道というのは、一発で決まってしまうので、情報の正確さは慎重、且つ念入りでなければならないと感じた。心して報道する必要がある。しかし、それによってテレビ報道の持つ批判精神、警鐘を鳴らすという役割を見失ってはならない。


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