宮本武蔵「枯木鳴鵙図」

宮本武蔵「枯木鳴鵙図」が展示される和泉市久保惣記念美術館の館内。
ご覧のように、この画の左右には他の画が掛けられることはありません。
近い距離に他の画を描けると、繊細な武蔵の画の良さが死んでしまうのだそうです。
孤高の剣聖は、描いた画も孤高なのかな、と思わせます。

水墨画家・小林東雲先生との打合せ風景。
「『枯木鳴鵙図』の右下(○で囲んだ部分)が、私には芋虫を見守る武蔵の顔に思えるんですよ。」
先生のこのひとことが、実は今回の番組作りの上で大きなヒントになりました。

ドラマ部分は、大田区の町工場をお借りして撮影しました。
真夏の工場内で照明を当て、マイクが空調の音を拾ってしまうのでエアコンを止めるなど、スタッフ・キャストともに暑さとの戦いでした。

社長役の渡辺哲さん、息子役の松尾諭さんも、蒸し風呂のような中での熱演でした。
聞けば松尾さん、他にも大田区の町工場を舞台にしたドラマに出演しているとのこと。どうしても感情移入してしまうそうです。





