KIRIN~美の巨人たち~

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伝 志羅呼「猿橋」

2週連続でお届けする「日米の橋スペシャル」。2回目は、7世紀百済から来た志羅呼作と伝えられる『猿橋』をご紹介します。
山梨県大月市、桂川(相模川)の渓谷に架かる猿橋は、全長31メートル、幅3.3メートル、水面からの高さ31メートルの小さな橋です。長野県木曽郡の『かけはし』(現存せず)、山口県岩国市の『錦帯橋』とともに日本三奇橋に数えられ、国の史跡名勝天然記念物に指定されています。

猿橋の工法は「桔橋構造」と呼ばれる珍しいものです。橋脚を立てない工法は、険しい断崖に十分な強度のある橋を架けるのに適したものです。作者とされる志羅呼がこの橋を造るヒントとなったのは、ある日見かけた猿たちの姿だったと伝えられています。一体どんな構造なのでしょうか?

橋桁の下には、小さな切妻屋根が数多く連なっています。神社仏閣を思わせる屋根は橋の美を引き立てるだけでなく、重要な役割を果たしているといいます。その役割とは? 江戸時代後期、歌川広重が『六十余州名所図会』に描くなど、猿橋は多くの絵師を魅了してきました。その造形美に迫ります。

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