KIRIN~美の巨人たち~

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モランディ「静物」

イタリア・ボローニャで73年の生涯を過ごしたジョルジョ・モランディは、今でも街の誇りであり、伝説の人物。もともと風景画を描いていたのですが、やがて興味は身近にある何気ないものたちへ。少しずつ作風を変えながら、主に瓶を50年も描き続け、後に“20世紀最高の静物画家”と呼ばれるようになりました。

今回の作品『静物』は、彼が61歳の時に描いた油絵。4本の瓶などが置かれた、激しい色彩や造形も物語もない、ただそれだけの絵――ところがじっと見つめていると、心が揺さぶられるような不思議な感覚に捉われるのです。一体なぜか?“ちょっと違う”“少しだけ違う”…その心を映す鏡のような世界こそ、彼の妙味。

モランディと対照的な画家といえば、同時代を生きた9歳違いのパブロ・ピカソ。年を追うごとに劇的な変貌を遂げているピカソを“変化し続けた画家”とするならば、瓶だけを見つめたモランディは“繰り返した画家”。しかしモランディはピカソの絵を「いつも同じで退屈」と評したのです。彼はなぜピカソを「退屈」と言ったのか?その言葉の奥にある、“繰り返した画家”のブレない自負と誇りに迫ります。

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