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今日の一枚は、あのゴーギャンが描いた大作。
異色なのはまずそのタイトル。
「我々はどこから来たのか 我々は何者なのか 我々はどこに行くのか」

画像19世紀のパリ。アフリカ、ニッポンなどエキゾチックな異国の文化が入り込み、絵画の色彩もそれに影響されるように明るさと、力強さを増していった時代。新しい絵画が次々に誕生しました。
ゴーギャンは2度タヒチを訪れています。初めてタヒチにやってきたのは43歳。13歳の現地妻をめとり、「楽園」を描いた80枚の作品を残しました。
しかし2度目は違っていました。パリで批判された画家は失意のうちにタヒチを再訪。そして自殺をしようと決心したゴーギャンは、かつてないほどの情熱で生涯最大の作品を描きました。仏像のような青い像、りんごをもぎとる人、食べる人、生まれたばかりの子供、死ぬ間際の老婆、野鳥、その足下にとらえられた蛇・・・。
相反するふたつの要素が、画面の中で共存する不思議な絵が生まれました。今なお、大勢の人がその絵の前に立ち止まり、タイトルの意味するものを考え続けています。
 
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