画像今日の一枚は、奥村土牛の「門」。明治、大正、昭和そして平成を生き、101歳の生涯を終えるまで現役であり続けた不屈の画家、牛村土牛。 78歳のときの作品です。
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世界遺産・姫路城にある21の門のうちのひとつを描いています。
画面の半分を占めるのは、黒ずんだ門。日差しの照り返しが門の木目を下から浮かび上がらせています。ほぼ真四角の切り取られた築地塀。 その白さが重い門の奥で輝いています。この絵の凄さは近づくと良く分かります。
数百年の歳月を経て黒ずんだ木の肌合い。土牛のこだわった質感です。
この画において土牛はそれまでの日本画家が試みなかったある革新的な表現方法に挑んでいるのです。

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さて、この一枚、実在する門を描いてはいるのですが、作者は少し換わった捉え方をしています。門を表からではなく、裏から描いているのです。
それは一体なぜなのでしょうか。また、無数にある城への視線からなぜその門を選び出したのか。「門」から土牛芸術の本質に迫ります。

 
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