イタリア北部・ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院。今から500年以上も前、この修道院のかつては食堂だった場所に描かれた『最後の晩餐』。 |
かつて、この絵を描くのにレオナルドが選んだ手法は、テンペラと油絵によるものでした。フレスコ画のように壁に絵の具を塗り込む手法ではなかったため、剥落は早く、描かれた当初から絵はひび割れていたといいます。この500年の間、『最後の晩餐』の修復作業は度々行われてきました。 |
しかし浮かび上がってきたのはそれだけではありません。見えなかったものが見え始めたことによって、この絵にはまた新たな謎が浮上してきたのです。発見されたのは、イエスのこめかみの辺りに開けられた穴。これは一体何なのでしょう?テーブルの上に並べられたパンは何故一直線なのか? |
レオナルドが全ての知識を総動員して描いた『最後の晩餐』。万能の天才が描いた絵だからこそ、表面的な意味だけでなく、もっと深い意味を探らなければならないのです。 |
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