いつもテレビで見ている映像を撮影しているのがカメラマン。
今回のメディアリテラシーでは、毎日起きる出来事の取材し、様々な形でニュースに携わっている「報道カメラマン」の仕事を紹介します。

番組ではテレビ東京本社に勤務する報道カメラマンの1日に密着。出社して必ずするのが新聞に目を通すこととカメラのチェック。仕事に必用な情報収集と機材の点検は欠かしません。
あらかじめ決まっている取材先へは、30分から1時間前には到着することを心がけているといいます。カメラの場所取りや情報収集にも、早いにこしたことがないのです。
さらに取材先では担当者との交渉もかってでます。必用な映像を混乱なく撮影できるよう、また逃さないように気を配りながらの取材が続きます。
機動力も報道カメラマンの腕の見せどころ。7キロもする重いカメラをかついでの取材には体力が欠かせません。注意する点も、取材相手によって異なるといいます。

トラブルが発生したという連絡を受ければ、状況がはっきりしていなくてもまずは現場へ向かいます。打ち合わせは移動する車の中。刻々と変わる状況に対応しながら、冷静に映像を撮影することが求められるのが報道カメラマンなのです。

事件・事故や有名人のいる場所だけが報道カメラマンの仕事場ではありません。生活に密着した商店街の取材では、記者と力を合わせて街の方々を取材。予期せぬ事態にも、臨機応変に対応することが求められます。また映像を通して季節感を表現するのも報道カメラマンの仕事の1つ。時には街へ出て、その季節の気温や香りが伝わる映像を撮影します。報道カメラマンには感性も求められるのです。

国会議事堂内や党本部の取材を担当するのも報道カメラマン。政治の知識がないとできないので、勉強は欠かせません。時には政治家の一言を撮影するために、何時間も待つこともあるといいます。それでも「どんな場面も一瞬。2回はやってくれないので、それを撮り逃さないこと、それだけ」という言葉に、プロ意識を感じます。

月に数回ある泊まり勤務に密着中、深夜3時に事件は起きました。取材規制が引かれている中、新聞配達員などから情報を集めてニュースにするために必要な映像を撮影。取材は朝の6時まで続きました。さらに直後、イージス艦と漁船が衝突したという一報を受けて防衛省へ。泊まり勤務のハードな1日は、交代のカメラマンが到着するまで続きました。

テレビ東京の報道カメラマンが常駐しているのは、社内だけではありません。成田空港では要人の来日映像や事件の取材を、兜町では株価や上場セレモニーや東京証券取引所内の取材を担当するカメラマンがいます。

空からの取材も報道カメラマンの仕事。ヘリポートに届いた情報をもとに操縦士と打ち合わせをし、いざ現場へ!ヘリコプターに備え付けられているカメラを機内のコントローラーで操作し、映像をテレビ東京へ伝送します。もちろん、点検も欠かしません。

カメラマンと記者だけでは中継はできません。番組では、ニュース中継の裏側も紹介します。その中継をテレビ東京まで伝送する最新の中継車には必要な情報を素早く入手でき、映像を効率的に伝送する設備が備わっています。

何よりも早く、その“一瞬”を逃さないこと。
報道カメラマンの仕事と心意気を知ると、ニュース映像もこれまでと違って見えてくるかもしれません。

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