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〈捏造実験問題について〉
2/1放送『教えて!ウルトラ実験隊』のお詫びと訂正の部分を試写後、この問題の審議に入った。
委員−『教えて!ウルトラ実験隊』は視聴率が良くなかったということだが、地味な“紹介”ではなく迫力のある“実験”で視聴率を取りにいった面があるのではないか。
局−視聴率が出ていないことに対し、局は制作会社に内容の強化を要請していた。担当ディレクターは認めていないが、焦って捏造してしまった可能性はある。
委員−仮説を実証するための実験は、厳格な手法を取らなければならないがそれができていない。実験のイメージを崩してしまったのでは。科学的な実験は厳しく行なわれるもので必ず成功するわけではないということを今後番組で取り上げる等のフォローをすれば、テレビ東京の真摯な姿勢を示せるのではないか。
委員−視聴者が喜ぶ結果ありきで、それに合わせて番組を作っていくという体質が制作現場にあるのではないか。科学番組でも同様に甘く考えたために起きた事件ではないか。
委員−取材時に担当ディレクターと千葉大学大学院教授とのコミュニケーションが取れていなかったということはないか。
局−それはない。担当ディレクターは最初から治療法の“紹介”という趣旨で取材依頼したからこそ、教授は再現VTRの収録に協力した。したがって、教授には多大な迷惑をかけた。局の謝罪を受け入れ、再度、番組に出演して正確な情報を述べてもらったことに大変感謝している。
委員−放送前に番組をチェックしてもらってはどうか。
委員−ジャーナリズムの観点に立つと、局が事前に取材対象者のチェックを受けるのは好ましくない。
委員−取材対象者にチェックを受けるということではなく、特に医療や科学を扱うケースでは適切な人材に監修してもらうことが大切ではないか。
局−今後、特に医療関係等の情報を扱う際には気をつけたい。
委員−この件に関し、テレビ東京のHPではどう対応しているのか。
局−HP内の番組サイトでお詫びと訂正を掲載し、現在も見られるようになっている。
委員−局の対応が迅速で真面目なものだったことは評価したい。
〈試 写〉
2月13日(日)午後10時54分放送
『ミューズの楽譜』
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