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  • 2009年4月24日: 「今さら戻れない!ケータイと上手く付き合う方法」

(ゲスト)松浦勝人(エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長)、
南場智子(ディー・エヌ・エー代表取締役社長)

今回のテーマは「今さら戻れない!ケータイと上手く付き合う方法」。大手レコード会社・エイベックス社長で携帯でのTV事業にも進出した松浦勝人、様々な事業でインターネット業界の最先端を行くディー・エヌ・エー社長の南場智子をゲストに迎え、携帯電話の在り方を公私に渡って聞く。また、日本人の携帯電話所有人口のおよそ90%が一番よく使うというメール機能に注目する。

「ケータイのある人生」

物心ついたころから身近に携帯電話があった16歳の女子高生と、人生に途中から携帯電話が入ってきた65歳の女性の日常生活に密着し、それぞれ1日の使用時間をチェック。その使用によって失われた時間についても考える。2人とも、ケータイのない生活には戻れないというが、果たして2人の使用時間は?

「日本人のメール好きは1000年の歴史!?」

日本人のケータイ所有人口のおよそ90%が一番よく使う機能はメール。毎日平均70通のメールを送信する高校生に自分のメールを原稿用紙に書き起こしてもらうとその分量たるや何と…!?
そして、いまや高校生だけでなく、当然のように年配層にも・・・俳優・笹野高史(60歳)も自他共に認める相当のメール好きだが、その妻や4人の子供とのコミュニケーション法とは!?
実は、ケータイメールのやり取りを頻繁にしているのは、世界でも日本人だけだという。それでは、なぜ日本人はこんなにもメールが好きなのか、新潟産業大学の川村裕子先生によると…
「日本人は今から1000年以上前・平安時代から今のケータイメールと同じことをしていた」という。
つまり、平安時代の恋人同士の和歌のやりとりが今のケータイメールとそっくりなのだそうだ。日本人はもともと、短い文章に込められた意味を察することが出来、それゆえ、メールも発達し広まったのではないかと考えられる。

「ケータイはわずか100gのアナタ自身」

ケータイ…、それは親兄弟にも恋人にも見られたくない超プライベートツール。「自分のケータイを奪われたらいくら払って取り戻す?」という問いに、街頭調査の結果、0円~5000円という答えが最も多かった。ケータイには個人情報が満載で他人に知られたくないことが記録されていたりする。しかし、その個人情報レベルを超え、なんとその人の性格や人生までもが分かってしまうというのだ。
「ケータイプロファイリング」と称し、挑戦するのは心理学者・浮世満里子さん。色やストラップのあるなし、着信履歴等でその人の性別・年代、性格・夫婦関係、職業の細かな内容まで当てることができるという。

「持ち主亡き後も生き続けるケータイ」

青森県の吉田さん宅には、特別なケータイが存在する。6年前、脳腫瘍のためにこの世を去った息子・浩之さんのケータイには、今も友達からたくさんのメールが届く。そのメールに、父・豊さんは「浩之、お前ならどう答えるんだ?」と問いかけながら返信するという。そして、このケータイのお陰で息子の友人が救われ、両親も又、若者との新たなつながりに救われている。浩之さんは今もなおケータイの中で生き続けていて、残された者の“心の支え”となっているのだ。

「たけしのミカタ!」

~平安時代に送られた恋の手紙を読み解く~

「文付け枝」といって、平安時代に恋文を送る場合は必ず季節の植物に手紙を結わえて送った。何色の紙に書いて、どんな植物に結わえて送るかで、自分の気持ちを表現していたという。つまり、言葉だけでなく装飾で気持ちや感情を表現するという方法は、現代の“デコメ”の役割と考えてもよいかもしれない。

例題(1):「雪のかかった松」+青い紙とは?
これは「松」が「待つ」の掛詞で、『あなたを待つ』。しかも、雪が乗っているので『雪のように消えてしまいそう』。これに、消えそうな雰囲気を表す青い紙の手紙を結わえることで、『あなたを待ちながら、消えてしまいそうです』という気持ちを表現。いわゆる捨てられそうな時に出す手紙だという。

例題(2):「なでしこ」+薄いピンクの紙とは?
「なでしこ」は「撫でるように可愛がっている子」という意味で幼児を表す。同様に薄いピンクの紙も、幼児を表す。自分の家から遠ざかっていく夫に、『私の子供を忘れないで』という意味を表している。

例題(3):「うつろひ菊」+紫の紙とは?
「うつろひ菊」は、白菊が晩秋を迎え紫がかってきたもので『もう一度キレイになるわ』という意味。紙の色は、高貴なものを表す紫。つまり、『相手が心変わりした時、もう一度キレイになるから、私を見て』という意味だという。

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