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  • 2009年7月31日: 「ペットが日本を支配する!」

(ゲスト)加藤元(ダクタリ動物病院院長)、安田美沙

2003年、新しく飼われる犬猫の数が新生児の出生率を超し、以来右肩上がりで伸びている。ペットに高価な服や食事を与える飼い主も少なくない。ユニークな飼い主のエピソードやトラブル等を紹介。また、ペットロスや過保護など飼い主が必要以上にペットに依存してしまう日本人の体質に迫る。


「ペットに貢ぐ日本人」

不況で大企業の給料も軒並みダウンの日本。新橋のサラリーマンのお父さんの小遣いも、平均4万5600円。そんな中、月に10万円以上、はたまた30万円ものお金をかけられているのが「ペット」。新橋サラリーンのお父さんとペットの犬たちの生活を比較してみると驚きの結果に。激安スーツを着ているお父さんに比べ、新作1万5000円の洋服を着る犬たち。食事代も、必死で節約するお父さんを尻目に犬専用の焼き肉店で低脂肪ロースや、専用スイーツを堪能する犬たちがいる。さらにペットのビィーティサロンも高額だが予約で満員。日本人はどこまでペットに貢ぐつもりなのだろうか…。

「「日本が100匹の犬が住む村だったら」と想定すると…」

100匹のうち20匹は定期的にマッサージを受けている。15匹は時々旅行に出かけていて、69匹は誕生日にプレゼントをもらっている。3匹は月謝6万円の教育を受けている、ということに。
そんな状況を反映しているとも言える、ここ数年増加している「ペットのお誕生会」に潜入。犬仲間達が集まり、特製バースデイケーキを用意し高額のプレゼント渡しまで。
さらに犬のための幼稚園もあるという。ここでは外で他の人間や犬達にあっても騒がないように社会性を学べる、とあって大盛況。
ペットは家族の一員。その一方で犬を過保護に育てるあまり逆に問題行動に悩む飼い主もいる。ペットの姿は人間社会の縮図なのか…。

「ペットなしでは生きられない」

2003年、新しく飼われる犬猫の数が新生児の出生率を超した。以来、ペットは右肩上がりで出生率を追い抜いている。今や日本人は、子供ではなくペットを育てている。
不況のなか売り上げを伸ばしているのが「猫カフェ」。たくさんの猫と戯れ、常連客は一様に猫と触れ合うと癒されると語る。
また、今や動物はコミュニケーションが薄くなった人間同士の溝を埋めている。ペットを飼う若者の間で増えているのが、ペット同伴の合コン、その名も「ペッコン」。
そして「出会い」の先にあるのが「結婚」。東京・青山の教会では現在、3割がペット同伴の結婚式を挙げている!
日本人はペットなしで生きて行くことができないのか。

「日本が100人と100匹の犬が住む村だったら…」

100人と100匹のうち、42人と52匹はシニア世代。犬の寿命はここ20年でなんと2倍になり、現在平均15歳。犬の高齢化を迎えペット業界では、犬の健康ドッグや高齢犬のためのデイケアサービスも登場している。高額だが予約はいっぱい。
一方、人間はペットとの死別でペットロスに悩む人が急増。中にはペットの後追い自殺という事例も。
現代の飼い主たちの現状を知る専門家は、飼い主のありかたに警鐘を鳴らす。「ペットを擬人化するあまり、ペットロスや過保護という問題が起こっている」と。
されど犬、たかが犬、という気持ちが今の日本人には必要なのではないか。


【太一のミカタ】

ミニ&キモカワイイ!珍ペット大集合

ペットの王道、犬・猫以外の動物も最近人気を集めてきている。その共通点は「小さい」こと。室内飼いという飼い主達のニーズから、どんどん小型化されていっているペット。そんな大人気の小型“珍”ペットをご紹介。

(1)ドワーフロップイヤーラビット
1949年から12年かけてオランダで品種改良された歴史あるうさぎ。

(2)スキニーギニアピッグ
アンデス地方の家畜・実験動物としても扱われたことのあるモルモットの一種だが、頭以外の体毛がない。

(3)ヒメミユビトビネズミ
サハラ砂漠からアンデス半島に棲息。後ろ足が極端に発達してジャンプ力が凄いカンガルー体型。

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