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  • 2009年11月20日:「日本から恋愛が消える!?」

(ゲスト)村山由佳(作家)、RIKACO

10代から恋愛をすることで疲れてしまったり、母親がいれば彼女はいならい、バーチャル世界での擬似恋愛で満足、など現実の恋愛が面倒だと考えている若者が増えている。恋愛を金でサポートしてくれる“恋愛ビジネス”も大繁盛。メールの添削や、復縁屋まで登場する!さらに恋愛は面倒だが結婚願望はある若者に大人気の“お見合い”現場に潜入。そこには本人の姿はなく大勢の親の姿が!!


「あなたの恋を助けます 恋愛ビジネス大繁盛!」

今や恋愛は、お金や他人の力を借りる時代に。
まずは「付き合う前・編」。恋人のいないあなたに彼氏代行をしてくれるものなど。続いて「交際中・編」。異性に送るメールの添削サービスをしてくれる“恋文屋”。3往復分までケアしてくれ費用は9000円から。そして「別れた後・編」。別れた恋人との復縁を工作する“復縁屋”というビジネス。“復縁屋”には年間3000件ぐらいの相談があり、その半分が実際に依頼するという。その内容とは、よりを戻したい相手が男なら男性、女なら女性の復縁工作員がターゲットに接触。友人となって様々な情報を探っていくというもの。“復縁屋”は飲食店を経営したり、別荘やコテージなど様々な施設を独自に所有し、工作用に使用する。一方、工作依頼者は、工作員がターゲットに接触している期間に、外見の向上や会話術などを専門のスタッフから指導を受け、欠点を改善する努力をする。工作費用は条件により150万円~300万円ほどかかる。今回、(1)彼女に浮気をされ別れを告げられたが、復縁を希望(40歳男性)、(2)長年交際してきた彼に、突然別れを告げられ復縁希望(33歳女性)、(3)1年前に大学生の彼女からルーズすぎると別れを告げられ復縁を希望(20代男性)、の工作3ケースを密着取材する。

「若者が恋に燃えない3つの理由」

恋愛に関する著書が多数あり、日本薬科大学教授でクリニック医院長も務める姫野友美教授は、20代~30代の男性が恋愛に燃えない理由を「10代で恋愛に飽きてしまっているから」と語る。20代、30代が恋愛に無気力な一方で、最も恋愛を意識しているのは10代、それも小学生という。かつては小学生向けの漫画で、恋愛そのものにテーマが向けられることはなかったが、今や恋愛は人気のカテゴリー。描写も直接的。さらにインターネットでは小学生が掲示板に過激な書き込みをしている現実。しかし、「嫌になったら別れて、次に行く」という小学生の恋愛は、大人のそれとは違う、と先の姫野教授は指摘する。「恋人と友達の境界線があいまいで、簡単に別れたりくっついたりできる恋愛を小学生の頃から繰り返すことで、だんだんと恋愛に飽きてしまう。これが今の20代~30代が恋愛に燃えない理由」という。
続いての理由として「母親」が。少子化により母親が子供に手をかける時間が増え、たとえひとり暮らしになっても母親が掃除、洗濯、食事まで面倒を見てくれるという時代に。そもそも霊長類のオスは空腹で危機感が募ると、子孫を残したいと性衝動が起こる。逆に満たされている時はメスを求めないという。つまり本来、男性はハングリーでないと恋愛行動は起きないのだ。しかし、現代の男性は母の愛で満たされているため、危機感が沸かなくその行動も起きない。
さらに「バーチャル恋愛シュミレーションゲーム」も。ゲームでの恋愛疑似体験にはまり、そこでの体験で充分に満たされているという若者。あくまで仮想空間の中でだが、オンラインゲームで出会った人と結婚する者まで現れる始末。かつては考えられなかった恋愛観だが、これもまた日本の現実なのだ。

「そうだ!お見合いに行こう!!」

恋愛できない若者たち。しかし、恋愛は面倒だけれども、「結婚はしたい」という。そんな若者たちの間で今「お見合い」が注目されている。
戦前にはおよそ7割をしめていたお見合い結婚だが、1960年代末には恋愛結婚と比率が逆転。1990年代の半ば以降は1割を下回っていた。しかし今年、日本仲人協会に登録をしているお見合い希望者は、2年前に比べ2000人増え、現在5200人。お互いのことを理解しあい、徐々に結婚へと発展させていく恋愛、そんな段階を踏むのが面倒だという若者の間で、最初から理想的な条件を選べるお見合いは、まさに打ってつけのシステムなのだ。
今、お見合いにかなり力を入れている県がある。“福井県結婚相談所”は県知事が公認したもので、登録に1000円、結婚が成立したときに4000円と全部で5000円しかかからないと超格安!この甲斐あってか、福井県は平成17年、47都道府県の中で出生率が最もアップしている。
若者たちの間で人気を集めるお見合いだが、職業として人気なのが、なんと“自衛隊”!なぜ、自衛官が結婚相手として人気かというと、“安定した収入があり頼りがいがある”からだという。横浜にある結婚相談所では、今年6月(09年6月)に基地内やホテルのおよそ40箇所で自衛隊とのお見合いパーティを開催。すると予約が殺到。それを受け自衛隊からもこんな企画が登場した。自衛隊専門雑誌『MAMOR』で、今年11月から始まったお見合い相手募集のコーナーでは、独身自衛官の写真、年収、貯金、好みのタイプなどが入ったプロフィールを掲載。交際を希望する読者からの手紙やメールを防衛省がわざわざ取りついでくれるという。
さて、そんなお見合いブームのなか、最も話題を呼んでいるのが、お見合いさえも面倒だという若者に代わって、親同士が子供の結婚相手を決めるお見合い。“親の縁は子の縁 交流会”にこれまでに参加した親の人数はなんと一万人!その1割、1000人の子供たちが結婚を決めている。子供のことを一番に考えている親が選ぶだけに、良いパートナーと出会える可能性も高いというが…。結婚相手を探すのさえ人任せのイマドキの若者たち。もう恋愛なんて必要ない!?


【太一のミカタ】

「恋愛学講座」

「太一の恋愛学講座」と題して、恋愛に関する男女の考え方の違いを勉強していく。18歳~34歳までの独身の男女に「恋人・婚約者の有無」や「何をしたら友達から恋人に昇格するか」、「恋人が異性としてもOKなのはどこまでか」などを質問。すると全ての項目において驚きの結果に!!

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